2025/11/27
総額1984万円、金利低下で定期が減り通貨性貯金と有価証券が増える…貯蓄の種類別現在高(最新)
お金がさまざまな物品やサービスを代替しうる、しかも場所をほとんど取らずに時を越えて蓄積できる存在であることから、蓄財は将来(のアクシデント)に備えた保険的な役割をも果たしていることになる。単純に現金をそのまま手元に置くのが一番と考える人もいるが、現在では多様な手段による貯蓄ができるようになっている。今回は2025年5月16日付で2024年分の速報値が発表された総務省統計局の家計調査における「貯蓄・負債編」の公開値などを基に、各家計(二人以上世帯)における、さまざまな種類別の貯蓄額の推移を通じ、貯蓄スタイルの現状や過去からの流れを確認していくことにする(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。続きを読む "総額1984万円、金利低下で定期が減り通貨性貯金と有価証券が増える…貯蓄の種類別現在高(最新)"
貯蓄額1984万円・年収656万円・貯蓄年収比302.4%…60年あまりにわたる貯蓄額や年収、貯蓄の年収比の移り変わり(最新)
家計内における貯蓄や負債の現状や動向を知るためのデータは官民問わず多数調査・公開されているが、その中でも重要視されているものの一つが、総務省統計局が定期的に調査・結果の公開を実施している家計調査報告。その「貯蓄・負債編」の直近年次分にあたる2024年分・速報値が、先日2025年5月16日に発表された。今回はこの値や過去のデータを基に、日本における長年にわたる、二人以上世帯の貯蓄額、年収の変移を確認していくことにする(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。続きを読む "貯蓄額1984万円・年収656万円・貯蓄年収比302.4%…60年あまりにわたる貯蓄額や年収、貯蓄の年収比の移り変わり(最新)"
2025/11/26
貯蓄が多いとお金の使い道にも余裕が出る…貯蓄額別・日頃のお金の使い道(最新)
保険とは何か負担がかかる事態が生じた際に、それを解消するのに必要となる対策を事前に用意することを意味する。健康・医療保険ならばけがや病気の際に生じた医療費を補てんするものであり、「保険として傘を持ってきた」状況ならば、万一雨に降られてもずぶ濡れにならないための対抗手段の確保に他ならない。そしてさまざまな物品やサービスの代替となるお金を貯めておく、つまり貯蓄は、多様な状況に対応できる究極の保険ともいえる(企業が余剰金を好むのも、色々な問題事案に対し臨機応変に対応できるからに他ならない)。今回は総務省統計局が定期的に行っている家計調査のうち、先日2025年5月16日付で2024年分の速報値が発表された「貯蓄・負債編」を基に、各家計(二人以上世帯)における、貯蓄額別のお金の使い方の違いを確認していくことにする。究極の保険たる貯蓄額の違いが、日々のお金の使い方にどのような変化をもたらすのだろうか(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。続きを読む "貯蓄が多いとお金の使い道にも余裕が出る…貯蓄額別・日頃のお金の使い道(最新)"
2025/11/25
二人以上世帯の総貯蓄の約2/3は60代以上の世帯だけで保有…世帯主の年齢別貯蓄総額分布(最新)
日本における高齢化社会の進行とともに論議される話題の一つに、世代(年齢階層)間の資産格差がある。元々経年蓄積による蓄財があることから、高齢者の方が貯蓄が多いのは当然の話なのだが、現実問題としてどの程度の世代別格差が生じているのだろうか。今回はその指針の一つとして、2025年5月16日付で公開された総務省統計局による家計調査の「貯蓄・負債編」最新版速報値(2024年分)をもとに、二人以上世帯における現状やこの数年における変移を確認していくことにする(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。続きを読む "二人以上世帯の総貯蓄の約2/3は60代以上の世帯だけで保有…世帯主の年齢別貯蓄総額分布(最新)"
2025/11/24
30代以下で増えるローンでの住宅購入、40代以下は純貯蓄額マイナス…年齢階層別の収入や負債の推移(最新)
総務省統計局では定期的に国内の各種世帯における金銭動向を調査する「家計調査」を実施し、その結果を逐次公開している。そのうち主に貯蓄や負債に関する動向を確認する「貯蓄・負債編」の二人以上の世帯における2024年分平均の速報値が、先日2025年5月16日付で公開された。そこで今回はその値を基に、一般的な世帯構成となる「二人以上の世帯のうち勤労者世帯」(おおよそ働き人がいる夫婦世帯)を中心に、経年的な収入や負債の変化を確認していくことにする(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。続きを読む "30代以下で増えるローンでの住宅購入、40代以下は純貯蓄額マイナス…年齢階層別の収入や負債の推移(最新)"
2025/11/23
現役夫婦世帯の持家率は82.5%、そのうちローン支払い中は42.0%…持家・賃貸住宅の割合(最新)
総務省統計局の【家計調査】に関する記事について、貯蓄率や住宅所有状況に触れた記事に、「持家の人の方が生活が楽では?」「住宅ローンを払い終わった高齢者世帯の方が出費の負担が低いと思う」などの意見が寄せられた。今回はそれを受ける形で家計調査のデータを基に、「世帯主の年齢階層別に、今住んでいる家が賃貸なのか持家なのか、持家の場合はローンを払っている最中なのか払い済みなのか」の実情を確認していくことにする。続きを読む "現役夫婦世帯の持家率は82.5%、そのうちローン支払い中は42.0%…持家・賃貸住宅の割合(最新)"
2025/11/22
眼鏡やコンタクトレンズのような視力補正ツールの利用実情は、子供ならば【子供達の視力の推移】にある通り、文部科学省の学校保健統計調査で把握ができるが、大人については公的機関による継続的な調査は見当たらない。眼鏡やコンタクトレンズの利用者が増えていると思われる昨今においては、実情の把握は必要不可欠と思われるだけに、残念な話には違いない。今回は疑似的な方法ではあるが、総務省統計局が継続調査を行っている【家計調査(家計収支編)】の結果を基に、世帯単位での眼鏡やコンタクトレンズの普及実情、そして過去からの推移を確認していくことにする。続きを読む "眼鏡とコンタクトレンズの普及傾向を世帯単位で検証(最新)"
2025/11/21
70年あまりにわたる収入と税金の変化(家計調査報告(家計収支編))(最新)
社会環境の変化や医療技術の発展、人口構成比の変化に伴い、可処分所得や社会保険料の負担度合いが大きく変化しているとの指摘がある。今回は総務省統計局が2025年2月7日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】を基に、その実情を確認していくことにする。続きを読む "70年あまりにわたる収入と税金の変化(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
年齢で異なる税金の移り変わり…収入と税金の変化(年齢階層別版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)
先に【収入と税金の変化】において、総務省統計局が2025年2月7日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の値を基に、就業者がいる世帯における大まかなお財布事情を実収入・非消費支出・可処分所得の推移から確認した。今回はその動向に関して、世帯主の年齢階層別の視点でより詳しく見ていくことにする。続きを読む "年齢で異なる税金の移り変わり…収入と税金の変化(年齢階層別版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
2025/11/20
20年強で支出金額は1/3に…音楽・映像収録済メディアの購入性向(最新)
音楽・映像業界ではCDやDVD、BD(ブルーレイディスク)などの物理媒体の販売が落ち込み、市場規模の縮小が大きな懸念材料となっている。最大の要因はインターネットの普及に伴うデジタル媒体ソフトの販売拡大と、その利用スタイルに伴う購入性向の変化。デジタル媒体市場は拡大しつつあるものの、最近ではその成長度合いもゆるやかなものとなり、物理媒体の販売の落ち込みを補完するまでには至っていない。今回は総務省統計局が2025年2月7日に公開値の更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種値を用い、各世帯単位における音楽・映像系ソフトの購入性向を手がかりとし、具体的にどれほどCDやDVDが買われなくなったのかを金額面などから見ていくことにする。続きを読む "20年強で支出金額は1/3に…音楽・映像収録済メディアの購入性向(最新)"
ハム、ソーセージ、そしてベーコン…日本の加工肉の消費性向(最新)
先行記事【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】などで【家計調査年報】の公開値を基に、(県庁所在地の動向を代表とした)都道府県別の主要精肉である牛肉・豚肉・鶏肉の消費性向について、支出金額と消費量の点から、世帯単位における動向を確認した。今回は同様の手法を用い、加工肉のうち種類が明確化されているハム・ソーセージ・ベーコンについて、消費量(=購入量)の現状を見ていくことにする。続きを読む "ハム、ソーセージ、そしてベーコン…日本の加工肉の消費性向(最新)"
2025/11/19
先に【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】や【日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)】で【家計調査年報】で取得できる値をもとに、日本国内における主要3精肉(牛肉・豚肉・鶏肉)の消費量を金額と分量の観点から確認した。これは【カレーのお肉は「西牛東豚」】をきっかけとした、「西牛東豚」との日本国内の精肉の消費性向を裏付けるためのもの。今回は【カレーのお肉が「西牛東豚」な件について】で覚え書きしておいた一連の調査に係わる要点に関して、情報の補足を行い、まとめ上げることにする。続きを読む "東西日本の「肉」の違いをまとめてみる(最新)"
2025/11/18
牛肉トップは兵庫県・世帯で年間7.899キロ…日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)(最新)
先行する記事【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】では【カレーのお肉は「西牛東豚」】に関する問い合わせ「カレーに入れる肉の傾向が『西牛東豚』なのは理解したが、ではどうしてその傾向があるのか」をきっかけに、総務省統計局が定期的に調査を実施しその結果を報告している家計調査の公開値を用い、日本の主要精肉である牛肉・豚肉・鶏肉の消費性向に関して、金額ベースから精査を行った。今記事ではそれに続き、分量(重量)の観点から確認をしていくことにする。続きを読む "牛肉トップは兵庫県・世帯で年間7.899キロ…日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)(最新)"
牛肉トップは奈良県・年間2万8671円…日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)(最新)
以前掲載した記事【カレーのお肉は「西牛東豚」】に関して「カレーに入れる肉の傾向が『西牛東豚』なのは理解したが、ではなぜその傾向が現れるのか」との問合せをいただいた。大雑把な結論は【カレーのお肉が「西牛東豚」な件について】で覚え書きにしたものの、(肉をテーマとしているだけに)もう少し細かいデータを用い、情報の肉付けをすべきだと判断した。そこで今回は総務省統計局が定期的に調査を実施し、その結果を公知している「家計調査」から必要な値を抽出し精査の上、状況の確認を行うことにする。続きを読む "牛肉トップは奈良県・年間2万8671円…日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)(最新)"
2025/11/17
情報配信を行う媒体の多様化、特にインターネットに関連したデジタル技術の伸張に伴い、紙媒体の相対的価値観が減少し、需要は減少しつつある。またその媒体に載せるコンテンツを制作する業界内部における経年劣化、金属疲労的な実態、あるいは実情の暴露機会も数多く指摘され、結果として価値をさらに押し下げているとの分析もある。それでは昨今、低所得層においても生活必需品として欠かせないと言われている新聞は、本当に現在必需品足りえる存在なのだろうか。同じようにコンテンツを取得するツールとして今や生活必需品的認識の強い携帯電話(従来型携帯電話、スマートフォン双方を意味する。以下同)と併せ、総務省統計局が2025年2月7日付で発表した、【家計調査報告(家計収支編)における2024年分平均速報結果】の各種データを基に、状況を見ていくことにする。コーヒー飲料の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)
先に【単身・二人以上世帯での各種飲料利用性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)】において、総務省統計局の【家計調査(家計収支編)調査結果】を基に各種飲料の利用動向を確認した際、コーヒー飲料の購入性向が伸びていることを確認した。それについて缶コーヒーによるものではなく、大手コンビニが相次ぎ本格導入しているドリップコーヒー(カウンターコーヒー)による影響の可能性が高いとの示唆をした。残念ながら家計調査では対象がコンビニのカウンターコーヒーと断言することは不可能だが、2014年発表の家計調査(2013年分)の追加報告書でも、コーヒー飲料の伸びはコンビニのカウンターコーヒーが影響している可能性が大であるとの指摘がされている(【「コーヒー飲料」の支出増加、やっぱりコンビニコーヒーか......!?】)。そこで今回はコーヒー飲料に焦点を絞り、その動きをさらに精査していくことにする。続きを読む "コーヒー飲料の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
2025/11/16
冷凍調理食品の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)
デザートやドリップコーヒー、食パン同様、コンビニで大いに人気を博し、注目を集めている商品種類として「独自ブランドの冷凍(調理)食品」が挙げられる。【スパイシージャンバラヤ(フレッシュフローズン)(ファミリーマート) 試食】や【金のハンバーグステーキ(セブンイレブン) 試食】などの試食レポートで挙げた通り、一部は自社製のものだが、多分に大手一流ブランドのOEM商品(original equipment manufacturer。他社ブランドの製品を自社で製造したもの)としての展開で、味も太鼓版もの。また調理の手軽さだけでなく、分量が小分けされており、単身世帯をはじめとする少人数世帯でも利用しやすいのがポイントでもある。それでは平均的な世帯の購入性向として、コンビニに限らず冷凍調理食品はどの程度購入されているのだろうか。その実情を総務省統計局が2025年2月7日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種公開値を基にたどっていくことにする。続きを読む "冷凍調理食品の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
2025/11/15
雑誌や書籍の支出金額動向(半世紀版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)
先に【1か月の雑誌購入金額は約67円!? 雑誌や書籍への支出金額(家計調査報告(家計収支編))(最新)】などで平均的な世帯の「雑誌などに費やす金額」について、総務省統計局が2025年2月7日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種データを基に、いくつかの切り口から精査を行った。その記事で確認したのは単月・単年のみの状況だが、やはり気になるのは「これは昨今の出版不況を表したものなのか否か」との点。そこで過去の結果を探り、経年の動向値を集積してグラフ化し、その推移を調べることにした。続きを読む "雑誌や書籍の支出金額動向(半世紀版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
2025/11/14
米類・パン類・麺類の動き…世帯単位での主食3「系統」の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)
先に総務省統計局が2025年2月7日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種公開値を基に、【お米とパンと麺類と…世帯単位での主食3品目の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))】において、主要内食系食品の米・パン・麺類の購入頻度と支出額の動向を確認した。今回はその際に文末で触れた、「米やパン、麺類に関して、内食だけでなく、中食や外食の類まで含めた場合、各値はどのような動きを示すか」について考察していくことにする。続きを読む "米類・パン類・麺類の動き…世帯単位での主食3「系統」の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくり(家計調査報告(家計収支編))(最新)
定年退職を果たし、これまでの蓄財と年金で生活をしている高齢者層の家計事情は、案外知る機会が少ない。節約の対象や趣味への消費、仕送り額など個々の項目の動向は分かっても、家計全体としてどのようなやりとりが行われているのか、多くの人にとっては秘密のベールの向こう側の話。就業による収益が収入のメインとなる現役就労世帯とは大きな違いがあることが予想されるだけに、興味は尽きるところを知らない。そこで今回は、総務省統計局が2025年2月8日にデータ更新(2024年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】を頼りに、高齢者世帯でありがちな構成世帯「単身無職」「夫婦のみの無職世帯」の2パターンにスポットライトをあてて、家計の収支に関する実情を探っていくことにした。続きを読む "年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくり(家計調査報告(家計収支編))(最新)"
