2023/03/02
着用率ナンバーワンはどこの県? 都道府県別・座席場所別シートベルト着用率
JAF(社団法人日本自動車連盟)と警察庁は2023年2月17日付で、自家用乗用車などの利用者を対象に2022年10-12月に実施した「シートベルト着用状況全国調査」の結果を発表、その結果として一般道路でのシートベルト着用率が運転者で99.1%、助手席同乗者で96.9%、後部座席同乗者で42.9%であることが分かった。報告書では都道府県別の各座席における着用率も提示していることから、今回はこれをまとめ、その高低について比較を行うことにする(【発表リリース:一般道路の後席シートベルト着用率は42.9% 今なお低い!後席シートベルト着用の意識】)。続きを読む "着用率ナンバーワンはどこの県? 都道府県別・座席場所別シートベルト着用率"
2022/12/24
2021年度は約188億人が利用…日本の鉄道利用客数推移などの実情
近場の移動には徒歩以外に自転車やバスなどが多用されるが、遠出をする、特に特定箇所を幾度となく行き来する場合、公共交通機関の代表格として鉄道が使われることが多い。運営側としては維持運営コストが莫大なものとなること、利用側としてはダイヤに気を付けなければいけない他に目的地周辺にまで路線が無ければ利用できないなど弱点・難点も多いが、利用できる限りであれば非常に有益な移動機関に違いない。昨今では省エネ・節約志向もあわせ再評価を受け、利用客も増加しているとの話も見聞きする。今回は国土交通省の【交通関係統計資料】から「鉄道輸送統計調査 年報」など各種データを取得し、日本の鉄道における利用客数などの動向を確認していくことにする。続きを読む "2021年度は約188億人が利用…日本の鉄道利用客数推移などの実情"
2022/12/23
乗用車は3901.7万台、軽自動車は3320.8万台…主要車種別の自動車保有台数
国土交通省は2022年6月10日に、2021年度(2021年4月-2022年3月の)自動車輸送統計年報を発表した(【交通関係統計資料内最新統計表】)。今回は最新の年報を含む過去の値などを逐次抽出し、日本国内における乗用車、軽自動車、小型二輪、さらにはトラック・トレーラー、バスといった主要区分別の自動車の保有台数(登録台数)の動向を確認していくことにする。続きを読む "乗用車は3901.7万台、軽自動車は3320.8万台…主要車種別の自動車保有台数"
2022/12/22
直近年では世帯あたり普及台数は1.032台…自家用乗用車の世帯あたり普及台数
自動車検査登録情報協会は2022年8月18日、同年3月末時点における自家用乗用車(登録車と軽自動車。タクシーなどの事業用は除く)の世帯あたり普及台数が1.032台であると発表した。前年2021年3月末の値の1.037台からは0.005台減った計算となる。今回はその発表資料をはじめ経年データを基に、自家用乗用車の世帯あたりの普及台数推移をグラフ化し、状況の確認と精査を行うことにする。続きを読む "直近年では世帯あたり普及台数は1.032台…自家用乗用車の世帯あたり普及台数"
2022/10/25
チャイルドシート装着率74.5%、正しい締め方・固定方法は啓蒙不足気味
日本自動車連盟(JAF)は2022年10月14日、警察庁と共同で行ったチャイルドシートの使用状況や取り付け方状況などの調査結果の結果要旨を発表した。それによると2022年の「使用義務がある6歳未満の子供がいる状況(運転中)」におけるチャイルドシートの使用率は74.5%となり、前回の同様調査から4.0%ポイント増加したことが分かった。子供の年齢が上がるに連れて使用率は低下しており、5歳児では5割強にとどまっている。またチャイルドシートそのものの車両シートへの取り付け方、ベルトの締め方においても、問題となる事例が多数見受けられたことが報告されている(【6歳未満の使用率過去最高の74.5% チャイルドシート使用状況全国調査 結果公表〜全年齢層で使用率が増加〜】)。続きを読む "チャイルドシート装着率74.5%、正しい締め方・固定方法は啓蒙不足気味"
2022/09/12
最近の交通事情で高齢者の事故とともによく見聞きするのが、あおり運転。【JAFの解説ページ「危険な「あおり運転」を受けたら、どうすればよいのでしょうか?」】によるとあおり運転を「後方から車間距離を詰めて威嚇したり、前に割り込んで急ブレーキを踏んだりするなどの悪質かつ危険な行為」と定義した上で、その具体的な違反行為として「通行区分違反」「急ブレーキ禁止違反」「車間距離不保持」「進路変更禁止違反」「追越し違反」「減光等義務違反」「警音器使用制限違反」「安全運転義務違反」「最低速度違反(高速自動車国道)「高速自動車国道等駐停車違反」の10類型の違反行為を挙げている。今回はソニー損害保険が2022年7月28日付で発表した、カーライフの実態に関する調査結果の最新版となる2022年版を基に、運転手の味方となるドライブレコーダーについて見ていくことにする。続きを読む "運転手の味方となるドライブレコーダー、選択基準はまず価格"
2022/09/11
ドライブレコーダーは49.3%…自動ブレーキとドライブレコーダーの搭載実情
自動車は非常に便利ではあるが、同時に危険性の高い道具に違いない。ちょっとした判断ミスや故障、トラブルで多くの人を巻き込む事故の引き金が引かれてしまう。しかし多数の経験や技術の進歩により、少しずつ事故発生そのもの、そして事故が生じた際の被害を減らす仕組みが生み出され、導入されている。今回はソニー損害保険が2022年7月28日付で発表した、カーライフの実態に関する調査結果の最新版となる2022年版を基に、自家用車へのドライブレコーダーと自動ブレーキの搭載実情を確認していくことにする(【発表リリース:ソニー損保、「2022年 全国カーライフ実態調査」】)。続きを読む "ドライブレコーダーは49.3%…自動ブレーキとドライブレコーダーの搭載実情"
2022/09/10
ソニー損害保険は2022年7月28日付で、カーライフの実態に関する調査結果の最新版となる2022年版を同社公式サイト上に公開した。その内容によると、自家用車を所有し常用する調査対象母集団のうち、常用車両が軽自動車とする人は3割台後半であることが分かった。女性に限れば40代以外は5割を超えている(【発表リリース:ソニー損保、「2022年 全国カーライフ実態調査」】)。続きを読む "女性に人気の軽自動車、年々所有率も増える傾向だったが"
2022/09/09
ソニー損害保険は2022年7月28日、カーライフの実態に関する定点観測的調査の2022年分における調査結果を発表した。それによると自家用車を所有し常用する調査対象母集団においては、車の諸経費でもっとも負担を感じるものは「ガソリン代・燃料代」だった。68.1%の人が負担を覚えている。自動車税が次点で、車検・点検費が続いている。(【発表リリース:ソニー損保、「2022年 全国カーライフ実態調査」】)。続きを読む "車の負担、もっとも重く感じられるのはガソリン代・燃料代"
2022/08/29
100世帯で54.10台…軽自動車の保有台数と世帯あたり普及台数
社団法人全国軽自動車協会連合会は2022年8月26日に、2021年12月末時点の軽自動車の世帯あたり普及台数に関する報告書を発表した。それによると同時点で日本国内の軽自動車(軽四輪車)の普及台数は100世帯あたり54.10台となり、2020年12月末の54.23台からわずか0.13台分減ったことが明らかになった。また保有されている軽自動車数は3149万8010台となり、12万5128台増加している(【発表リリース:軽自動車の世帯当たり普及台数について(令和3年12月末)】)。続きを読む "100世帯で54.10台…軽自動車の保有台数と世帯あたり普及台数"
2022/08/04
自家用車を利用し続けるか、運転免許を返納して公共交通機関を使うか…経済面での比較(最新)
高齢者の自家用車の運転は若年層と比べ運転上の事故リスクが高いとされ、社会問題化している。それとともに、高齢者の運転免許返納と、返納した場合の移動代替手段の問題が論議されている。その論議の際に問題視されるコストに関して、内閣府が2022年3月に発表した「高齢者の交通安全対策に関する調査」から、実情を確認する(【高齢者の交通安全対策に関する調査(令和4年3月)】)。続きを読む "自家用車を利用し続けるか、運転免許を返納して公共交通機関を使うか…経済面での比較(最新)"
2022/02/11
交通運輸・観光サービス業の従事者が受けた新型コロナウイルス感染症に関するカスハラの実情(最新)
交通運輸・観光サービス業で働く人に対する利用者の迷惑行為、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されている。新型コロナウイルス感染症が流行する昨今、それに関連する形での迷惑行為も多数確認されているという。今回は全日本交通運輸産業労働組合協議会が2021年11月24日に発表した、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果から、その実情を確認する(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "交通運輸・観光サービス業の従事者が受けた新型コロナウイルス感染症に関するカスハラの実情(最新)"
2022/02/10
大声、一方的に話、攻撃的な話し方…迷惑行為の具体的内容(最新)
交通運輸・観光サービス業で働く人に対する利用者の迷惑行為、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されている。その迷惑行為は具体的にどのような話し方や行為だったのだろうか。全日本交通運輸産業労働組合協議会が2021年11月24日に発表した、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果から、迷惑行為の具体的内容について確認する(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "大声、一方的に話、攻撃的な話し方…迷惑行為の具体的内容(最新)"
2022/02/08
夜間が多い傾向…交通運輸・観光サービス業での迷惑行為の発生時間帯実情(最新)
交通運輸・観光サービス業で働く人に対する利用者の迷惑行為、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されている。その迷惑行為はどのような時間帯で発生したのだろうか。全日本交通運輸産業労働組合協議会が2021年11月24日に発表した、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果から、迷惑行為の発生時間について確認する(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "夜間が多い傾向…交通運輸・観光サービス業での迷惑行為の発生時間帯実情(最新)"
2022/02/07
圧倒的に男性が多い…交通運輸・観光サービス業で迷惑行為をしたのはどのような人なのか(最新)
交通運輸・観光サービス業で働く人に対する利用者の迷惑行為、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されている。その迷惑行為をしたのは、どのような人なのだろうか。全日本交通運輸産業労働組合協議会が2021年11月24日に発表した、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果から、迷惑行為をした人の男女別・年齢階層別実情を確認する(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "圧倒的に男性が多い…交通運輸・観光サービス業で迷惑行為をしたのはどのような人なのか(最新)"
暴言、何度も同じ内容を繰り返すクレーム…客からの迷惑行為でもっとも印象に残っているもの(最新)
交通運輸・観光サービス業で働く人に対する利用者の迷惑行為、いわゆるカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されている。実際に被害を受けた人たちは、どのような行為に強い印象を受けたのだろうか。全日本交通運輸産業労働組合協議会が2021年11月24日に発表した、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果からその実情を確認する(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "暴言、何度も同じ内容を繰り返すクレーム…客からの迷惑行為でもっとも印象に残っているもの(最新)"
2022/02/06
交通運輸・観光サービス業で客からの迷惑行為の被害を受けた人は46.6%(最新)
全日本交通運輸産業労働組合協議会は2021年11月24日、交通運輸・観光サービス業における利用者の迷惑行為に関する調査結果を発表した。それによると、直近2年以内に利用者などから迷惑行為の被害を受けた経験のある交通運輸・観光サービス業で働く人たちは46.6%に達していたことが分かった。業種別ではタクシーや鉄道、バスでの被害経験が多く、過半数が経験ありと回答している(【全日本交通運輸産業労働組合協議会】)。続きを読む "交通運輸・観光サービス業で客からの迷惑行為の被害を受けた人は46.6%(最新)"
2021/12/22
首都圏、中京圏、近畿圏…地域によって年齢階層別の鉄道利用状況は異なるのか(最新)
先行記事【40代前半が最多利用者…年齢階層別鉄道の利用状況(最新)】で、国土交通省の調査【大都市交通センサス】の結果を基に、鉄道の利用者を年齢階層別の観点から確認した。今調査では首都圏以外に中京圏と近畿圏の鉄道の利用状況も調査されている。そこで今回は、首都圏だけでなく中京圏と近畿圏についても、年齢階層別の鉄道利用者の実情を見ていくことにする。続きを読む "首都圏、中京圏、近畿圏…地域によって年齢階層別の鉄道利用状況は異なるのか(最新)"
通勤や通学、買い物で多くの人が利用し、日常生活には欠かせない公共交通機関、鉄道。日々絶え間なく利用されているが、利用客の中でどの年齢階層の人達が一番多いのだろうか。国土交通省の調査【大都市交通センサス】の結果からその実情を確認する。続きを読む "40代前半が最多利用者…年齢階層別鉄道の利用状況(最新)"
2021/12/21
朝の通勤ラッシュ時間帯が一番多い…時間別鉄道の利用状況(最新)
通勤や通学、買い物で多くの人が利用し、日常生活には欠かせない公共交通機関、鉄道。日々絶え間なく利用されているが、一日の間ではどの時間帯でよく使われているのだろうか。国土交通省の調査【大都市交通センサス】の結果からその実情を確認する。続きを読む "朝の通勤ラッシュ時間帯が一番多い…時間別鉄道の利用状況(最新)"