2024/08/12
20歳未満は7%・50歳以上は38%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布(最新)
少子化と高齢化の人口構成の変化、さらに昨今では大量の団塊世代の定年退職に伴い、小売業界各方面でも商品やサービスの高齢層への注力度の引き上げの動きが見られるようになった。小売店舗でも高齢者の買物風景を見る機会が増えたと実感する人は多いはず。今回はセブン&アイホールディングスが毎夏に最新版の公開を行う、同グループ企業各社の動向をまとめた【コーポレートアウトライン】の最新版(2023年度版)などを用い、セブン-イレブンを具体例としてコンビニ来訪客の年齢階層別分布について確認をしていくことにする。続きを読む "20歳未満は7%・50歳以上は38%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布(最新)"
2023/12/30
直近では1日257.4箱前後、かつては400箱近く…コンビニでの「1店舗あたりの」たばこ販売動向(最新)
先に【コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)】などでローソンの統合報告書(アニュアルレポート)の最新版に掲載されていた値などをベースとして、たばこの1店舗あたり販売個数を算出した。それによれば2023年は1店舗あたり1日で約253箱ものたばこが売れていることが判明した。今回はそれらの計算方法をさらに発展させ、ローソンをサンプルとして、コンビニ1店舗あたりのたばこ販売推移を試算し、精査を行うことにした。続きを読む "直近では1日257.4箱前後、かつては400箱近く…コンビニでの「1店舗あたりの」たばこ販売動向(最新)"
2023/12/29
裏付け、そして「たばこ盛況」のよし悪しを検証…コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(下)(最新)
先の記事【コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)】ではローソンの決算短信補足資料や統合報告書を基に各種計算を行い、直近では1日に約253箱もコンビニでたばこが売れている実態が明らかになった。今記事ではそれの裏付けと、たばこの売上が全売上のうち大きなシェアを占めている状況について「諸手で歓迎するような状況」なのか否かを検証してみることにする。続きを読む "裏付け、そして「たばこ盛況」のよし悪しを検証…コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(下)(最新)"
コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)(最新)
【コンビニの商品種類別売上の変化】で解説した通り、日本のコンビニエンスストアでは「たばこ」が売上の点で小さからぬ割合を示している。それゆえに最近のたばこ販売本数の減少傾向にコンビニ側でも焦りを覚え、コーヒーやドーナツ、総菜に代表されるような代替商品の開発に躍起となっている。今回は各種公開データを基に、素朴な疑問「コンビニでは1日あたり何箱たばこが売れているのか」の実情について試算を行うことにする。続きを読む "コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)(最新)"
2023/12/25
トップはセブンの5兆1490億円…コンビニ御三家の売上高などの検証(最新)
多様な商品だけでなく多彩なサービスを展開し、地域社会を支え、21世紀の「よろずや」的な立ち位置を確かなものとしつつあるコンビニエンスストア。日本では売上高の上でセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンが上位を占めているが、今サイトではこの3コンビニを「コンビニ御三家」と呼んでいる。今回はローソンが発表した【統合報告書2023】などを基に、この「コンビニ御三家」を中心としたコンビニの売上高動向を精査していくことにする。続きを読む "トップはセブンの5兆1490億円…コンビニ御三家の売上高などの検証(最新)"
2023/12/23
コロナ禍の内食需要もカバーし、食品専門店への色合い強まる…コンビニの商品種類別売上の変化(最新)
ローソンでは年に一度、同社および所属・周辺業界の状況を多方面から分析・解説したアニュアルレポート【統合報告書】を更新・公開している。そこで日本の大手コンビニでは売上で第3位に位置するローソンの公開データを通して、コンビニの商品種類別における売上の変化を精査していくことにした。続きを読む "コロナ禍の内食需要もカバーし、食品専門店への色合い強まる…コンビニの商品種類別売上の変化(最新)"
2023/08/21
20歳未満は7%・50歳以上は36%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布
少子化と高齢化の人口構成の変化、さらに昨今では大量の団塊世代の定年退職に伴い、小売業界各方面でも商品やサービスの高齢層への注力度の引き上げの動きが見られるようになった。小売店舗でも高齢者の買物風景を見る機会が増えたと実感する人は多いはず。今回はセブン&アイホールディングスが毎夏に最新版の公開を行う、同グループ企業各社の動向をまとめた【コーポレートアウトライン】の最新版(2022年度版)などを用い、セブン-イレブンを具体例としてコンビニ来訪客の年齢階層別分布について確認をしていくことにする。続きを読む "20歳未満は7%・50歳以上は36%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布"
2023/07/07
新型コロナでの減少からの反動継続でプラス…コンビニエンスストアの商品構成別売上推移(最新)
地域分散と多機能化で社会生活に一層深く浸透し、多くの人にとって欠かせない存在となりつつあるコンビニエンスストア(コンビニ)。トレンドを常に追いかけ、世の中の消費性向を知るアンテナ的な役割も果たしている。一方、このコンビニのフライヤーによる揚げ物や、プライベートブランドで展開される惣菜の充実ぶりが、豊かな食生活を提供する中食として人々のライフスタイルと出費事情を大きく変容させ、重要な位置づけを占めるようになっているとの指摘があり、実際に関連方面でそれを裏付ける動きが確認されている。そこで今回はそれらの話の補完材料を得る意味も含め、経済産業省が公開しているコンビニ関連の業績データなどを基に、コンビニにおける商品販売動向の推移を確認することにした。続きを読む "新型コロナでの減少からの反動継続でプラス…コンビニエンスストアの商品構成別売上推移(最新)"
2022/11/22
直近では1日250箱前後、かつては400箱近く…コンビニでの「1店舗あたりの」たばこ販売動向
先に【コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)】などでローソンの統合報告書(アニュアルレポート)の最新版に掲載されていた値などをベースとして、たばこの1店舗あたり販売個数を算出した。それによれば2022年は1店舗あたり1日で約251箱ものたばこが売れていることが判明した。今回はそれらの計算方法をさらに発展させ、ローソンをサンプルとして、コンビニ1店舗あたりのたばこ販売推移を試算し、精査を行うことにした。続きを読む "直近では1日250箱前後、かつては400箱近く…コンビニでの「1店舗あたりの」たばこ販売動向"
2022/11/21
コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)
【コンビニの商品種類別売上の変化】で解説した通り、日本のコンビニエンスストアでは「たばこ」が売上の点で小さからぬ割合を示している。それゆえに最近のたばこ販売本数の減少傾向にコンビニ側でも焦りを覚え、コーヒーやドーナツ、総菜に代表されるような代替商品の開発に躍起となっている。今回は各種公開データを基に、素朴な疑問「コンビニでは1日あたり何箱たばこが売れているのか」の実情について試算を行うことにする。続きを読む "コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)"
裏付け、そして「たばこ盛況」のよし悪しを検証…コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(下)
先の記事【コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(上)】ではローソンの決算短信補足資料や統合報告書を基に各種計算を行い、直近では1日に約251箱もコンビニでたばこが売れている実態が明らかになった。今記事ではそれの裏付けと、たばこの売上が全売上のうち大きなシェアを占めている状況について「諸手で歓迎するような状況」なのか否かを検証してみることにする。続きを読む "裏付け、そして「たばこ盛況」のよし悪しを検証…コンビニでは1日何箱たばこが売れているのかを計算してみる(下)"
2022/11/18
トップはセブンの4兆9530億円…コンビニ御三家の売上高などの検証
多様な商品だけでなく多彩なサービスを展開し、地域社会を支え、21世紀の「よろずや」的な立ち位置を確かなものとしつつあるコンビニエンスストア。日本では売上高の上でセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンが上位を占めているが、今サイトではこの3コンビニを「コンビニ御三家」と呼んでいる。今回はローソンが2022年8月19日に発表した【統合報告書2022】などを基に、この「コンビニ御三家」を中心としたコンビニの売上高動向を精査していくことにする。続きを読む "トップはセブンの4兆9530億円…コンビニ御三家の売上高などの検証"
コロナ禍の内食需要もカバーし、食品専門店への色合い強まる…コンビニの商品種類別売上の変化
ローソンは2022年8月19日に、同社および所属・周辺業界の状況を多方面から分析・解説したアニュアルレポートの最新版となる【統合報告書2022】を公開した。そこで日本の大手コンビニでは売上で第3位に位置するローソンの公開データを通して、コンビニの商品種類別における売上の変化を精査していくことにした。続きを読む "コロナ禍の内食需要もカバーし、食品専門店への色合い強まる…コンビニの商品種類別売上の変化"
2022/07/12
20歳未満は7%・50歳以上は37%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布
少子化と高齢化の人口構成の変化、さらに昨今では大量の団塊世代の定年退職に伴い、小売業界各方面でも商品やサービスの高齢層への注力度の引き上げの動きが見られるようになった。小売店舗でも高齢者の買物風景を見る機会が増えたと実感する人は多いはず。今回はセブン&アイホールディングスが毎年6月から7月にかけて最新版の公開を行う、同グループ企業各社の動向をまとめた【コーポレートアウトライン】の最新版(2021年度版)などを用い、セブン-イレブンを具体例としてコンビニ来訪客の年齢階層別分布について確認をしていくことにする。続きを読む "20歳未満は7%・50歳以上は37%…コンビニ来訪客の年齢階層別分布"
2022/05/10
新型コロナでの減少からの反動でプラス、サービスは厳しさ続く…コンビニエンスストアの商品構成別売上推移
地域分散と多機能化で社会生活に一層深く浸透し、多くの人にとって欠かせない存在となりつつあるコンビニエンスストア(コンビニ)。トレンドを常に追いかけ、世の中の消費性向を知るアンテナ的な役割も果たしている。一方、このコンビニのフライヤーによる揚げ物や、プライベートブランドで展開される惣菜の充実ぶりが、豊かな食生活を提供する中食として人々のライフスタイルと出費事情を大きく変容させ、重要な位置づけを占めるようになっているとの指摘があり、実際に関連方面でそれを裏付ける動きが確認されている。そこで今回はそれらの話の補完材料を得る意味も含め、経済産業省が公開しているコンビニ関連の業績データなどを基に、コンビニにおける商品販売動向の推移を確認することにした。続きを読む "新型コロナでの減少からの反動でプラス、サービスは厳しさ続く…コンビニエンスストアの商品構成別売上推移"
2018/03/26
専門店、ファミレス、それとも自炊? ラーメンやチャーハンはどのようなルートで食べられているのか(最新)
マルハニチロは2018年3月2日、ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査の2018年版を発表した。それによるとラーメンとチャーハンをいずれも食べている調査対象母集団においては、ラーメンは専門店で食べる人が7割強、中華料理店では4割近くに上ることが分かった。他方自宅などで食べる人ではインスタント食品を食している人がもっとも多く6割近く、次いでチルド食品と冷凍食品がほぼ同率の1割強との結果が出ている(【マルハニチロ、「ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査2018」】)。続きを読む "専門店、ファミレス、それとも自炊? ラーメンやチャーハンはどのようなルートで食べられているのか(最新)"
2013/11/26
スーパー、コンビニ、ファストフード…中食料理の食卓登場度を探る
パルシステム生活協同組合連合会が2013年11月20日付で公式サイト上で発表した「家族の食卓に関する調査結果」には、多方面から家庭の食卓事情を推し量れる貴重なデータが盛り込まれている。今回はその中から、スーパーやコンビニなどの中食、例えばスーパーの弁当やコンビニの惣菜、ホットスナック(カウンター食品)が、どの程度食卓内に浸透しているかを確認できる値を精査し、現状を垣間見ることにする(【発表リリース:「家族の食卓に関する調査2013」を集計しました】)。続きを読む "スーパー、コンビニ、ファストフード…中食料理の食卓登場度を探る"
2013/09/21
ライフメディアのリサーチバンクは2013年9月18日、コーヒーに関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち月一以上でコーヒーを飲むことがある人においては、コンビニが提供する淹れたてコーヒー(ドリップコーヒー)を飲んだ経験がある人は4割近くに達していることが分かった。そのうち8割強は今後もコンビニのコーヒーを飲みたいと回答している(【発表リリース:コーヒーに関する調査】)。2013/08/23
ライフメディアのリサーチバンクは2013年7月24日に、コンビニエンスストア(コンビニ)の利用に関する調査結果を発表した。その内容によれば、調査対象母集団のうちコンビニ利用者においては、約7割の人がコンビニのポイントカードを持っていることが明らかになった。複数枚所有者は4割近くに登っている。またそのカードでポイントが貯まった際には、6割近くの人が「コンビニでの買い物に使う」と答えている(【発表リリース:コンビニエンスストアの利用に関する調査】)。続きを読む "コンビニ利用者の7割がポイントカードを持っている"
2013/08/22
ライフメディアのリサーチバンクは2013年7月24日に同公式サイトにおいて、コンビニエンスストアの利用に関わる調査結果を公開した。その内容によると、調査対象母集団のうちコンビニ利用者で、コンビニを利用する場面としてもっとも多くの人が同意を示したのは「お酒以外の飲み物を購入する時」だった。5割強の人が答えている。ほぼ同数で「弁当や総菜などの食事購入時」が続き、次いで「デザート購入時」が上位についている。飲食周り以外では「銀行ATM利用時」が最多回答率を示しており、約3割に達している(【発表リリース:コンビニエンスストアの利用に関する調査】)。続きを読む "意外と頼られるコンビニATM…コンビニ利用理由は?"