2022/11/25
「使い方が分からず面倒」「必要性を感じない」高齢者が情報機器を使わない理由の実情(最新)
携帯電話やパソコンのような情報機器は上手く使いこなせれば非常に便利なもので、今や多くの人には日常生活の上で欠かせない存在となっている。一方で一部には情報機器を使わずに過ごす人もいる。それではなぜ、情報機器を使っていないのか、高齢者における実情を、内閣府が2022年6月14日に発表した「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」の結果から確認する(【発表リリース:高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査】)。続きを読む "「使い方が分からず面倒」「必要性を感じない」高齢者が情報機器を使わない理由の実情(最新)"
2019/05/22
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2019年4月10日、定点観測的に調査を行っている同国におけるソーシャルメディアの利用実情の最新報告書【Share of U.S. adults using social media, including Facebook, is mostly unchanged since 2018】を発表した。それによると2019年1月時点で同国におけるソーシャルメディアの利用率はYouTubeが73%でトップ、次いでFacebookの69%、Instagramの37%が続いていることが分かった。続きを読む "アメリカ合衆国のソーシャルメディア利用実情(最新)"
2019/02/16
スマートフォンを持っているか、自宅にブロードバンド環境があるか、アメリカ合衆国のインターネット整備状況(最新)
インターネットへのアクセスツールは個人ベースの場合、主に自宅にあるパソコン経由と手元に持つスマートフォン経由の二通りが想定される。双方とも自由に使えればベストだが、色々な事情で自宅にブロードバンド環境が無い人、スマートフォンを持っていない人もいる。スマートフォンの利便性を受け、自宅のブロードバンド環境の代わりにスマートフォンを使うケースもある。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年4月30日に発表した調査結果報告書【Declining Majority of Online Adults Say the Internet Has Been Good for Society】から、同国のインターネット整備状況を確認していくことにする。続きを読む "スマートフォンを持っているか、自宅にブロードバンド環境があるか、アメリカ合衆国のインターネット整備状況(最新)"
2019/02/15
インターネットは社会全体や自分自身にどのような影響を及ぼしているか、アメリカ合衆国の人達の考え(最新)
アメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerは2018年4月30日、インターネットが社会などに与える影響に関する意識調査の結果を発表した。それによると同国内の7割の人が「インターネットは主に社会全体によい影響を及ぼしている」と考えていることが分かった。自分自身には9割近くがよい影響を及ぼしていると考えている(【Declining Majority of Online Adults Say the Internet Has Been Good for Society】)。続きを読む "インターネットは社会全体や自分自身にどのような影響を及ぼしているか、アメリカ合衆国の人達の考え(最新)"
2018/11/14
ソーシャルメディア上でのbotのよし悪し、アメリカ合衆国の人はどのように考えているのか…比較的肯定意見が少ない編
ソーシャルメディアは多数の人の意見や情報を得ることができる、情報の流れの概念の上でも回転寿司をイメージすると理解しやすい存在。その特性を利用したbot(Robotが由来。機械的に情報を生成し、定められた仕組みに従って情報を公開する自動プログラム)もまた、人と同じように情報を流していき、利用者はその情報を取得していく。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年10月15日に発表した調査結果【Social Media Bots Draw Public’s Attention and Concern】を基に、ソーシャルメディア上でのbotの使い方について、どのようなものであれば許されるのか、その実情に関して、比較的肯定意見が少ない選択肢の中身を見ていくことにする。続きを読む "ソーシャルメディア上でのbotのよし悪し、アメリカ合衆国の人はどのように考えているのか…比較的肯定意見が少ない編"
2018/11/13
ソーシャルメディア上でのbotのよしあし、アメリカ合衆国の人はどのように考えているのか…比較的肯定意見が多い編
ソーシャルメディアは多数の人の意見や情報を取得可能な、情報の流れの概念の上でも回転寿司をイメージすると理解しやすい存在ではある。その特性を利用したbot(Robotが由来。機械的に情報を生成し、定められた仕組みに従って情報を公開する自動プログラム)もまた、人と同じように情報を流していき、利用者はその情報を取得していく。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年10月15日に発表した調査結果【Social Media Bots Draw Public’s Attention and Concern】を基に、ソーシャルメディア上でのbotの使い方について、どのようなものであれば許されるのか、その実情に関して、比較的肯定意見が多い選択肢の中身を見ていくことにする。続きを読む "ソーシャルメディア上でのbotのよしあし、アメリカ合衆国の人はどのように考えているのか…比較的肯定意見が多い編"
ソーシャルメディア上のニュースがbotによるものかどうか、どのような影響を及ぼすと考えているのか、アメリカ合衆国での見方
ソーシャルメディアは多数の人の意見や情報を取得可能な、情報の流れの概念の上でも回転寿司的な存在といえる。その特性を利用したbot(Robotが由来。機械的に情報を生成し、定められた仕組みに従って情報を公開する自動プログラム)もまた、人と同じように情報を流し、人々はその情報を取得していく。特にソーシャルメディアによって恩恵を受けているニュースの分野の情報は、どれほどまでがbotによるものだろうか。アメリカ合衆国の人達の認識について、同国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年10月15日に発表した調査結果【Social Media Bots Draw Public’s Attention and Concern】を基に確認していく。続きを読む "ソーシャルメディア上のニュースがbotによるものかどうか、どのような影響を及ぼすと考えているのか、アメリカ合衆国での見方"
2018/11/08
「携帯やりすぎ」との自覚、子供は54%・保護者36%…アメリカ合衆国の携帯電話利用実情(最新)
多様な機能を搭載しインターネットを使ってあらゆる情報を即時に入手でき、色々な情報発信をすることすら可能な携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方)。まるで魔法の杖を手に入れたかのような魅力に取りつかれ、夢中で時間を溶かしてしまう人も多い。携帯電話では日本に先を行くアメリカ合衆国における子供やその保護者の、携帯電話に夢中な日常生活の実情を、同国の民間調査会社Pew Research Centerが2018年8月22日に発表した調査報告書【「How Teens and Parents Navigate Screen Time and Device Distractions」】から確認する。続きを読む "「携帯やりすぎ」との自覚、子供は54%・保護者36%…アメリカ合衆国の携帯電話利用実情(最新)"
2017/06/21
インターネットを用いることでさまざまな便益を享受できるため、つい長時間利用をしてしまう。今や呼吸するかのようにアクセスしている人も少なくないはず。それではインターネット関連技術やその普及浸透で他国に先んじているアメリカ合衆国において、先端技術を忌避しやすい高齢者はどのような利用スタイルをしているのだろうか。同国の民間調査会社Pew Research Centerが2017年5月17日に発表した報告書【Tech Adoption Climbs Among Older Adults)】から確認していく。続きを読む "米国シニアのインターネットの利用頻度やネットの功罪への想い"
ネット上での作業、自信ある? ネットが使える米国高齢者は1/3が「自信ない」
インターネットは使い方次第で多種多様な便益を得ることができるツールではあるが、使い方を知らなかったり慣れていないと、なかなか思うように操作ができないどころか、自分の望む利用方法へすらたどり着けない場合が多い。多彩な調理機器が用意された台所でも、それらの使い方を知らなければまともな調理が難しいようなものだ。それではインターネット技術や社会への浸透が進んでいるアメリカ合衆国では、先端技術を忌避しやすい高齢者たちは、インターネットにどのような想いを抱き、姿勢を示しているのだろうか。同国の民間調査会社Pew Research Centerが2017年5月17日に発表した報告書【Tech Adoption Climbs Among Older Adults)】から確認していく。続きを読む "ネット上での作業、自信ある? ネットが使える米国高齢者は1/3が「自信ない」"
2017/06/20
ブロードバンドにタブレット型端末にソーシャルメディア…米国シニアのネット利用実情
若年層と比べて高齢層は新しい技術へのアプローチを忌避する傾向が強いのは、古今東西を問わずの話。自らの長い経験に引きずられ過去の蓄積を失いたくないため、固定観念にとらわれがちなため、そして心身上の衰えによるものなど、理由は多様に及ぶが、この傾向は否定できるものではない。それではインターネット技術の先進国たるアメリカ合衆国において、高齢者界隈でネット界隈のサービスや端末はどの程度浸透しているのだろうか。同国の民間調査会社Pew Research Centerが2017年5月17日に発表した報告書【Tech Adoption Climbs Among Older Adults)】から確認していく。続きを読む "ブロードバンドにタブレット型端末にソーシャルメディア…米国シニアのネット利用実情"
2017/01/17
米国における利用ネット端末数と日々の情報取得状態との関係を探る
インターネットとそれを利用できる端末の普及浸透で、人々の日常生活には情報があふれる形となった。その量はおそらく人類史上初のレベルのものであり、情報そのものの意義、価値と共に、人の情報処理に関わるさまざまな問題が提起され、検証されている。今回はアメリカ合衆国の民間調査機関であるPewResearchCenterが2016年12月7日付で発表した報告書【Information Overload】から、同国におけるネット利用端末数と、日々の生活における情報取得頻度の関係を見ていくことにする。続きを読む "米国における利用ネット端末数と日々の情報取得状態との関係を探る"
多い方が巧みに使いこなしている感…米国における「使用情報処理端末数」と「情報に振り回されている実感」との関係
インターネットを用いなくとも各種情報の取得は可能だが、利用できればけた違いに便宜性は向上する。複数の端末を使いこなせれば臨機応変な対応も可能となる一方で、取得する情報量も増えるため、オーバーフロー的な感覚にさいなまれる可能性もある。ではネットで情報を処理する端末の利用数と、情報処理に対する自覚との間には、どのような関係があるのだろうか。アメリカ合衆国の民間調査機関であるPewResearchCenterが2016年12月7日付で発表した報告書【Information Overload】から、同国の実情を見ていくことにする。続きを読む "多い方が巧みに使いこなしている感…米国における「使用情報処理端末数」と「情報に振り回されている実感」との関係"
2017/01/16
今やありとあらゆる場所に浸透し、日常生活の上では欠かせない存在となった新時代のインフラ、インターネット。しかし現在もなお、少なからぬ人は(間接的な利用はともかく)自ら意図する形での利用をしていない。インターネット先進国でもあるアメリカ合衆国におけるその実情を、同国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月7日に発表した調査報告書【13% of Americans don’t use the internet. Who are they?】から確認していくことにする。続きを読む "アメリカ合衆国でインターネットを使っていない大人は13%"
2017/01/15
インターネットの普及浸透と、それを用いるツールとしてのスマートフォンの汎用化に伴い、人が扱える情報の量はけた違いに増加し、さらにその量は単なる文字情報だけでなく、画像、音声、映像と多次元的なレベルに広まりを見せている。この情報過多時代に、人々の感性は追いついているのだろうか。アメリカ合衆国の民間調査機関であるPewResearchCenterが2016年12月7日付で発表した報告書【Information Overload】から、同国の実情に関して確認していく。2016/01/28
なぜブロードバンド環境下でパソコンによるネットアクセスをしないのか、米国におけるその理由
先行掲載の記事【米国でもゆるやかに進むパソコン離れとスマホ依存】において、アメリカ合衆国でも日本と似たように自宅におけるパソコンを用いたブロードバンドアクセスの利用率が減り、それを補いインターネット利用率全体を底上げする形でスマートフォンだけの利用をする人の割合が増加していることを、同国の民間調査会社Pew Research Centerが2015年12月21日に発表した調査結果【Home Broadband 2015】から確認した。今回はそのような状況において、なぜ自宅にパソコンを用いたブロードバンド環境を整備していないのか、理由を確認していくことにする。続きを読む "なぜブロードバンド環境下でパソコンによるネットアクセスをしないのか、米国におけるその理由"
2016/01/27
スマホのみが増えても「自宅にパソコン無いと不便」の思いも増加中の米国ネット事情
先行記事【米国でもゆるやかに進むパソコン離れとスマホ依存】において、アメリカ合衆国でもゆるやかな動きながら、自宅におけるパソコンを用いたブロードバンドアクセスの利用率が減り、それを補いインターネット利用率全体を底上げする形でスマートフォンのみの利用率が増加していることを、同国の民間調査会社Pew Research Centerが2015年12月21日に発表した調査結果【Home Broadband 2015】から確認した。今回はそのような状況において、自宅内にパソコンを用いたブロードバンド環境についてどのような心境を抱いているか、その実態を確認していくことにする。続きを読む "スマホのみが増えても「自宅にパソコン無いと不便」の思いも増加中の米国ネット事情"
2016/01/26
オンライン化で広がる情報共有の輪、どこまで実感しているか各国の自覚度を探る
インターネット普及によって生じた情報の価値の変化の一つに、多くの人が気軽に情報の共有化が可能となったことが挙げられる。かつては不特定多数への情報発信は限られた人によるもので、近所の口コミが好きな主婦や床屋の存在が随分と大きなものとして注目されたほど。しかし今ではインターネットに接続し、情報入力ができる技術があれば、誰もが不特定多数に情報発信を行い、共有化する機会を得ることができる。今回はアドビが2015年12月18日に発表した、消費者のコンテンツに関する意識調査「The State of Content : Rules of Engagement」の結果を元に、世界各国の消費者における、インターネットを用いたコンテンツの共有に関する想いと、技術進化に関する心境を確認していくことにする(【発表リリース:アドビ、消費者のコンテンツに関する意識調査の結果を発表】)。続きを読む "オンライン化で広がる情報共有の輪、どこまで実感しているか各国の自覚度を探る"
「この曲いいよね」と他人にススメて自分も良い気持ち…情報共有の快感はいかなる内容でもたらされるか
インターネットの普及でハードルが下がり、容易に不特定多数に向けて行えるようになった情報の共有。不利益、危機的状態に係わるネガティブな情報の共有は、生命に係わる事柄であることから本能が作用して容易に浸透するが、その一方で心地よさを覚える、気分を高揚させる内容、何らかの便益を得られる可能性があるおすすめ情報もまた、ポジティブな心境を共有したいとする人の本質にマッチし、拡散しやすい。そして好意的情報の共有は気持ちの一体感をもたらし、伝えた人にも快楽、優越感を与えることになる。今回はアドビが2015年12月18日に発表した、消費者のコンテンツに関する意識調査「The State of Content : Rules of Engagement」の結果を元に、世界各国の消費者における、インターネット上の情報に係わる「シェアすることで気持ち良さを覚える情報の種類」について見ていくことにする(【発表リリース:アドビ、消費者のコンテンツに関する意識調査の結果を発表】)。続きを読む "「この曲いいよね」と他人にススメて自分も良い気持ち…情報共有の快感はいかなる内容でもたらされるか"
2016/01/19
パソコンと比べると「インターネットにアクセスするツール」の観点では、機動力も高く利用のための技術的ハードルも低く、初期投資コストも比較的抑えられるスマートフォン。その急速な普及に伴い、パソコンを利用する機会が減る、優先順位を下げる人が増え、いわゆる若年層のパソコン(キーボード)離れが進んでいるとの指摘がある。果たしてこの現象は日本だけのものなのだろうか。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社Pew Research Centerが2015年12月21日に発表した調査結果【Home Broadband 2015】を元に、その実情を確認していく。続きを読む "米国でもゆるやかに進むパソコン離れとスマホ依存"