不思議な彼女の資産は何億円!? デイトレ娘が主人公の「ビリオネアガール」連載スタート

2009/09/08 05:19

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「ビリオネアガール」イメージ講談社から発売中の隔月刊誌『good! アフタヌーン』の2009年9月7日発売号(#06)において、デイトレーダーを職業とする女の子が主人公の漫画「ビリオネアガール」がスタートした。原作は「狼と香辛料」の支倉凍砂・漫画は「ハニカム」の桂明日香(敬称略)。



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連載第一回目となる今回掲載話では特にサブタイトルは無く、主役となる(であろう)の女の子藤岡紫(ふじおか・ゆかり)と、その家庭教師を勤めることになる男子大学生の高遠恵(たかとお・けい)とのやりとりが展開される。

ある日恵は、叔父で、恵が通う大学の理論研究室の教授でもある大貫教授から「信用のおける人間」という条件に当てはまる人物として抜擢され、「美味しい家庭教師のバイト(時給1万円)」を紹介される。その家庭教師の対象が紫だった。


第一回目の家庭教師を終えた後、紫は恵に頼みごとをする。その際に自分の身の内を語るのだが……
第一回目の家庭教師を終えた後、紫は恵に頼みごとをする。その際に自分の身の内を語るのだが……

紫が住む超高級マンションで違和感を覚えつつも第一回目の家庭教師を終えた後、紫は恵にある頼みごとをする。その際に紫が語ったのは、自分の職業がデイトレーダーであること、そして自分の資産額だった……というところで話は次回に続くことになる。

原作の支倉凍砂氏はライトノベルでは珍しく経済系の話を大いに盛り込んだ『狼と香辛料』で名を知られているが、各巻の後書きでも何度か株式取引などについて触れている。そして同氏ブログの【最新の書き込みで】

舞台は現代日本ですんで、『狼』ではできなかったことを山ほどぶちこむ所存です。
ああ、早くあんなことやこんなことを描きたいっ……!!
と、気ばかり急いている感じです。

と記していることからも分かるように、今後「デイトレーディング」をはじめとする証券取引に関する描写が、単なる「ストーリーの供え物的なもの」ではなく、しっかりと描かれていくであろうことが期待できる(しかも『狼と香辛料』のように、ストーリーそのものに経済系・取引系の話がバランスよく組み込まれて、だ)。

「good! アフタヌーン」は隔月刊誌であるため、次回の発売は11月7日となる。紫と恵、二人の関係をはじめ、証券取引の描写、そしてそれが本ストーリーにどの程度関係してくるのかもあわせ、第二回目の掲載が今から楽しみだ。

(C)講談社



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