【更新】「ひとりめし」重要ポイント「価格」「メニュー」、女性はさらに「雰囲気」「外観」
2009/08/29 10:22


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今調査は2009年8月8日から8月11日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は586人。男女比は56.7対43.3で、年齢階層比は20代34.3%、30代31.1%、40代34.6%。
【「一人焼肉」経験者は12.2%、50代以上の男性では3割強にも】などでも触れているように、『孤独のグルメ』の主人公の食べっぷりで大きな話題を呼んだ、「一人で飲食店に足を運んでご飯を楽しむ『一人めし』」。時間に対するタイトな状況や少子化・核家族化、社会的人間関係の変化など原因は多種に及ぶが、昔と比べて「一人でご飯を食べる」ことへの気恥ずかしさは薄れつつある。実際今回の調査においても、7割近い69.5%・407人が「全く知らない店でも一人で飲食店に入れる」と回答している。
それではその407人に対し、「一人で飲食店にて食事をする場合、どのようなポイントが重要か」について複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの回答が寄せられたのは「価格の手ごろ」で7割を超えていた。

1人で行ける飲食店を決める上で、重要なポイントは何ですか?当てはまるもの全て教えてください。

興味深いのは男女の差異。女性においては「価格の手ごろさ」「料理などメニューの内容」を差し置いて、「居心地のよさそうな雰囲気」が最上位についている。また、「店の外観の良さ」でも女性が大きく男性を上回っているのにも注目したい。つまり「ひとりめし」において男性が「食事の内容(質・量・コストパフォーマンス)」そのものを重視しているのに対し、女性は「雰囲気」を最重要視しているということだ。実をとる男性と雰囲気を楽しむ女性。「ひとりめし」に対する想いは男女で大きく異なるようである。
また、それとは別に少々気になる点が。年齢階層別では項目全体において、年を経るほど回答率が落ちている。特定の必然性・ポイントが求められることなく、自然に「ひとりめし」に慣れている、しなければならない状態にある、という見方「も」できる。だとすれば、それはそれで悲しい事実なのかもしれない。
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