奇妙でオカシなスリッパたち
2009/08/28 04:30
以前【夜でも安心して室内を歩きまわれるスリッパ】で「夜中でも明かりを気にせず歩ける、お役立ち(!?)なスリッパ」を紹介したが、同元記事ではむしろどちらかといえば「奇妙キテレツで面白いスリッパ」たちが数多く披露されていた。実用性はともかくとして、確かに笑えてしまう、あるいは本当に存在したら子供は喜んで履きまわるだろうな、というスリッパばかり。今回はそれらの中からいくつかをピックアップしてみることにする(元記事:【Toxel.com】)。
スポンサードリンク
お魚なスリッパ
いきなり「何これキモイ」的なスリッパ。「いやな菌を根こそぎ排除してください」というメッセージが込められている、フィリピンでのTolnaftateクリーム(水虫などの薬)の宣伝のもの。もちろん実際にこんなスリッパがお店で売っているわけではないのでご安心を。個人的には「魚のスリッパなど履いたら余計に足がエラいことになるのでは」と思うのだが、そういったイメージを思い浮かばせることによる逆説的な広告なのかもしれない。
お寿司なスリッパ
お寿司をこよなく愛する女性が作った、手作りの「お寿司スリッパ」。販売もしているようで、価格は28ドル(2800円)。彼女がいかに寿司好きかは、このスリッパだけでなく【お寿司靴下】や【愛犬用お寿司コスチューム】まで作って売っていることからも明らか。靴下はともかく、犬用寿司装備はどうなんだろうか、日本文化を色々と誤解されてしまうのではないかと少々不安になってしまう。目立つことは間違いないし、お寿司のキャンペーンにはマッチするかもしれないけど。
どこにいようと芝生の上にいる気分になれるスリッパ
足の裏のツボを刺激するためにつぶつぶや人工芝の類を貼りつけるスリッパはあるが、これは「本物の芝生」を貼ったもの。適度な世話をほどこすことで、4か月ほどこのふさふさ状態を維持できるという。いわく「最近あなたのスリッパにお水をあげた?」。……スリッパに水をあげなきゃならない時代がくるとは(笑)。
マットなスリッパ
最後は使い方がよくわからないというか、マットというよりはマッドに近い気がするスリッパ。見た目は単に「持ち運ぶのが面倒だからバスタオルを足で引きずっている」ようにしか見えない。説明にいわく「スリッパとしても使えるバスマット」。風呂上がりの足をきれいにし、かつ冷やさないようにするためのものとあるが……単にだらしがない格好にしか見えないのが難点(笑)。【通販サイトで販売中】で、価格は59ドル(5900円)。
元記事では他にも以前【一石二鳥のような掃除機能付スリッパ「Slipper Genie」】で取り上げた、「お掃除もできるスリッパSlipper Genie」が紹介されていた。これについてはすでに同記事で掲載してあるように、すでに日本国内でもほぼ同じコンセプトの商品『らくらくモップスリッパ』が発売中。
日本は欧米と比べればフローリングやじゅうたんの利用率が高くないことから、スリッパを使う機会もさほど多くない。それでもこれらスリッパの姿には笑いを誘われるものだ。日常生活の中に、いつも笑いを求めるという考えは、それはそれでアリなのかもしれない。
スポンサードリンク