奇妙でイカした自動車カバーたち
2009/08/25 04:40
自動車専門誌の【Intersection Magazine】では先日、世界の著名なファッションデザイナーたちに、自動車のカバーを作ってもらうという企画記事を作成、【その専用ページ】を設けている。元々が世界に冠たるデザインセンスを持つ人たちの作品なだけに、どれも奇抜で目を見張るもの。今回はそれをチェックしてみることにしよう(【トリガー記事:Toxel.com】)。
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世界の著名なファッションデザイナーによる自動車カバーたち
元々人間に着せる服をデザインすることを生業としている人にとって、対象が「人間」から「自動車」に変わっただけ、というと言いすぎかもしれないが、それぞれが非常に個性的で豊かな表現力を有するものとなっている。
KSUBI(オーストラリア)
シドニー拠点のデザイナーら(Dan Single、George Gorrow、Paul Wilson、Oscar Wright)によるブランド(【公式サイト】)。シンプルかつ大胆なカバー。
Adam Kimmel
アメリカのデザイナーAdam Kimmel氏によるもの。妙なつぎはぎや、写真によってところどころがツノのように出っ張る形状が「なんでだろう?」と思わせる。実はこれ、自動車整備士の作業着なんだそうな。
Richard James
「自動車に着せるスーツ」をイメージして作られた自動車カバー。スーツは普段、「働く時に着る」ものだが、自動車カバーは自動車を「休ませる時に使う」もので、正反対では……という感もあるが、縫いぐるみに素敵な服を着せるような状況をイメージすればよいのだろうか。
どれもこれも斬新で奇抜なデザインばかりで、こんな自動車カバーを使えば駐車場でも他の車から浮きまくり・目立ちまくりなことは必至。元々ファッションとは「他の不特定多数とは異なる、特異なものとして目立つ装飾」をも意味するものだから、そういう観点では決して間違っていない。
一流デザイナーに頼んで桁違いの値段に腰を抜かすのはともかく、汚れや日焼け防止のために使われるごく普通の無地の自動車カバーに、何らかのアクセントをつけておしゃれを決め込む、というのは悪い話ではないかもしれない。
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