ラーメンを上手に作る日本製ロボットを見た海外の反応
2009/08/21 04:55
先に【お好み焼きを上手に作る日本製ロボットを見た海外の反応】で紹介した、【INVENTORSPOT】で掲載された「日本の料理ロボット」に驚愕する海外の人の話。写真ではお好み焼きを焼く【安川電機(6506)】の産業用ロボットMOTOMAN-SDA10が事細かに解説されたが、関連情報として大須にあるラーメン屋【ふぁーめん】のラーメン作成ロボットが紹介されていた。これはこれで、先のお好み焼きを作るロボットとは違う、様々な海外の人の反応が見られたのでここに書き連ねてみる。
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「ふぁーめん」のラーメンロボットを伝える海外の報道。「技の1号」「力の2号」と呼ばれているらしい。
・これはいいネ。自分の国(オランダ)にも欲しいよ。
・なんか「宇宙家族ジェットソン」※1みたいだね。
・ラーメンを作るためだけにロボットが必要なのかな。人間ってのは怠慢に過ぎるよ。
・この2台のロボットは元々日産で自動車を作っていたに違いない。そしてリストラされてここに来てラーメンを作ってるんだよ。
・日本ってのはものすごくハイテクな国だな。世界はどんどん怠惰になっていく。昔のチキンラーメンの作り方を忘れないで欲しいな。
・西暦2030年にはみんな(こんな)ロボットを持つようになるんだぜ。
・ロボットがここまでの仕事をこなすのなら、人間自身がどんな仕事をしなければならないのか(できるのか)について考えたことはあるかい?
・彼らが作るヌードルは人間の料理人の「微妙な味のさじ加減」が出来ない。それは味の統一化を意味するんじゃないかな。ロボットの料理なんてクソくらえ。
・ロボットに任せるより人間につくらせた方が簡単じゃないの? 故障したらここの店の商売あがったりだよ。
・日本は相変わらず訳のわからんものを作ることにかけては天下一品だな。
・人類の科学技術の進歩は徒労を減らすことを意味する。この動きは止められないね。
・料理人を呼び戻せ! 料理に入っている彼らの汗や髪の毛が無くなっちまうじゃないか。
・また失業者が出るな。
・みんな日本の技術進歩で彼ら日本人が一層怠慢になっていくことについて語ってるけど、それでもまだアメリカ人の方が太ってるんだけどな。
・こいつのせいで何人の料理人が解雇されたんだよ。
・おい、スープの中にベアリングが入ってたぞ(笑)。
・きっとロボットが自我を持って地球を支配するんだぜ、怖ぇな。
・ロボットたちはいつの日か人類の救世主として世界を支配するだろう。。
・ラーメン製作費はどれくらいかな。人間の料理人と同じくらいで済むのなら、もう料理人は要らないね。
・ものすげぇ! アメリカにもこんな、イカした技術が欲しいぜ。
・でもやっぱり人間が作ったラーメンの方が美味しいと思うな。ロボットが作ったラーメンも、食べてみたいとは思うけど。
・いや……技術が凄いのは分かるけど、なんでラーメン作りに?
・このラーメンのスープには防錆剤のWD-40が混じってるに違いないな(笑)。
※1:未来のアニメによるファミリードラマ(【参照ページ】)。「原始家族フリントストーン」の未来版のようなもの。
先の「お好み焼き作りロボット」のように政治や銃社会のような、よく分からない方面にまで話が飛んでいることはなかった(一部省略した表記にはアレなものもあった)。しかし動作の素晴らしさを受けてか、「料理人にとって代わること」による問題、特に雇用問題に対する懸念を呈する意見が多いのが目に留まった。
ちなみにこの「ふぁーめん」のロボットたちは、手(?)を持てあますと雑談……というか掛け合い漫才を行う仕組みも装備されている。
暇になり、掛け合い漫才をするロボットたち。
彼らのこのようなしぐさを見たら、ラーメンをまじめに作っているロボットを見て感心したり不安を抱いた海外の人たちはどんな感想を持つだろうか。見てみたいものだが……。
元々動画は万国共通だが、海外サイト・ブログから参照されたり記事として掲載されると、海外経由のコメントが多数寄せられるようになる。今回の「ふぁーめん」の動画も多種多彩なものが見受けられるが、海外からのコメントが掲載されているものはあまり見られなかった。動画を通じて日本の文化や技術、経済を伝えるような、海外向けのポータルサイトがあると、もっと多くの人に日本の現状や良さが分かってもらえるのだが……と思う今日この頃だ(自分でやっても良いのだが、企画力と技術力が足りないのが現状だ(笑))。
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