夏バテ対策、トップは「水分補給」。女性は「冷え」への対策に敏感
2009/08/15 10:32
マクロミルは2009年8月12日、夏の体調管理に関する調査結果を発表した。それによると、夏バテ対策としてもっとも良く行われていることは「水分補給をまめにする」で男女とも6割以上が実施していた。また男女別にみると、男性よりも女性の方が「冷え」に対する対策をしっかりと行っている傾向があることも分かった(【発表リリース】)。
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今調査は2009年8月4日から5日までの間、関東地域の男女516人に対して行われたもので、有効回答数は516人。男女比は1対1で、年齢階層比は20代・30代・40代・50代でほぼ均等割り当て。
夏の気候変化や激しい暑さなどによる体力消耗で、体の抵抗力が弱まったり気力が減退したり、倦怠感を得ることなどの体調不良状態をまとめて「夏バテ」と読んでいる。この「夏バテ」状態に対し、どのような対策をとっているかについて複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答は「水分補給をまめにする」で6割を超えていた。
夏バテ対策(複数回答)(星マークは上位に入らなかったので公開データ無)
人は自身が思っている以上に汗をかく。発汗作用は体温を下げるために行われるものだが、大体睡眠時間中にコップ一杯分もの汗を流し、水分が失われるといわれている。汗となって出るべき水分が減れば、それだけ体力の消耗も激しくなることを考えると、無理をせずに水を口に含むのが一番。また、何もせずとも体力の消耗も激しくなるため、睡眠時間を十分に取る・規則正しい生活をするなどの体調管理を怠らない姿勢も求められる。
興味深いのは冒頭でも触れたように、「冷房で体を冷やさないように」「冷房の温度設定を高めに」「冷たい食べ物・飲み物を取りすぎない」「冷房ではなく扇風機を使用する」など、「冷え」への対策において、女性の方が多く回答する傾向がみられること。特に冷房周りでは敏感になっていることが分かる。
同一環境内にいても、女性が寒さを訴えたり、ひざかけをして寒さをこらえている様子をうかがうことがあっても、それは個々の夏バテ対策の一環によるもの。(男性にしてみれば)いろいろと配慮をするのもまた、思いやりかもしれない。
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