【更新】OLの外食率は意外に低め、人気が高い持参弁当
2009/08/04 05:06
C-NEWSは2009年8月3日、出勤を伴う仕事をしている女性、主婦、在宅勤務の女性におけるお昼ごはんの事情に関する調査結果の一部を公表した。それによると、出勤をしている女性でお昼ごはんに外食を利用しない際には、「お弁当を持参して食べる」傾向がもっとも強いことがわかった。「コンビニやスーパーで弁当を買う」などの中食傾向もやや強めだが、割高になることが多い「ファストフードなどでテイクアウトする」などの選択肢はほとんど選ばれていなかった([発表リリース])。
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今調査は2009年7月7日から8日、東京・神奈川・千葉・埼玉、愛知・京都・大阪・兵庫に在住・在勤で、20歳以上(学生は除く)の女性インターネットユーザーに対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は300人。年齢階層は20-50代と60歳以上でそれぞれ10年区切りで均等割り当て。
調査対象のうち勤めに出ている人は145人だったが、そのうち外食をほぼ毎日取る人は10%強にすぎなかった。
あなたがお勤めの日に、お昼に外食する頻度はどのくらいですか(普段、仕事で出勤を伴う人145人)
男性に限定した類似調査は別機関によって【弁当持参と安値弁当の登場でますます微妙な「サラリーマンの小遣いと昼食代の微妙な関係」】で行われているが、勤め人の外食利用率はほぼ同じ、あるいはむしろ女性の方がやや少ないようにすら見える。
それでは昼食に外食を利用しない場合、どのような手段で昼食を調達、あるいは済ませているのだろうか。出勤をしており、外食利用が週3回以下の人に、2つまでの複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答は「お弁当持参」で過半数に達していた。
あなたがお勤めの日、お昼に外食しないときは、ランチをどうしていますか? (多いものを2つまでお答えください)(出勤をしており、外食利用が週3回以下)
同じ「お弁当の持参」でも【お弁当 持参率は 男性が 大体2割で 女性は4割】にあるように、女性は男性と比べて手の込んだものを持参する傾向が強い。朝の忙しい時間がさらに忙しくなる、あるいは睡眠時間が少なくなる可能性が出てくるが、それでも手作りのお弁当を持参し、外食を避けるという選択肢を選んだことになる。また、それが出来ない人は「近くのコンビニ、スーパーで弁当を買う」を選んでいる人が多く、この2項目が主な「外食を使わない時の昼食調達方法」ということになるのだろう。
昼食に外食を選択しないのは、近所に手頃な外食店が無い・カロリーを気にして、などの理由も考えられるが、やはり第一には「経費削減」「節約」が挙げられると思われる。最近は安めのランチを展開する店も増えたが、それでも持参の弁当と比べれ高くつく場合が多い。少しでも倹約するための、涙ぐましい努力といえよう。
なお主婦や在宅勤務の女性の場合には、「週一以上で外食する人」は23.9%に過ぎず、外食以外の昼食の取り方は「自宅で作る」が圧倒的に多く95.5%に達していた。昼食に限っては、主婦や在宅勤務の方が安上がりで済みそうである。
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