【更新】1年前と比べてよく食べるようになった野菜、一番人気は…
2009/08/01 09:46
C-NEWSは2009年7月31日、野菜の素材に関する調査結果の一部を公開した。それによると、1年前と比べて食べることが増えた野菜でもっとも多くの人が同意を示したのは「もやし」だった。男女とも3割の人が同意を示している([発表リリース])。
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今調査は2009年7月15日から17日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は300人。男女比は1対1で年齢階層比は20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。
景気後退感が強まる中で安くてボリューム感のある野菜に注目が集まる一方、リリースにもあるように授粉用のミツバチが原因不明の減少傾向をみせており、野菜や果物の収穫量が問題視されている(参考:【求む、ミツバチ減少の謎を解くカギ! 農水省が研究者募集】)。変化する環境の中、ますます話題にのぼることが多くなった野菜について、どんな野菜が1年前と比べて食べる機会が増えただろうか。調査母体においては「もやし」がもっとも多く、30%を占めていた。
1年前に比べて食べることの増えた野菜(複数回答)(※は公開データ無し、同系列公開他項目よりは少ない値)
トマトやきゅうりなどは女性の方が人気が高く、キャベツや玉ねぎなどは男性の方が人気が高い。意外なのはボリューム感のあるじゃがいもが、男性より女性の方が人気が高いこと。
ともあれ、男女ともにトップは「もやし」。昨今では「料理への多様性に優れている(色々な料理に使いやすい)」「安くてボリューム感に優れている」などの理由から、あちこちでもやしが取り上げられている。メディアへの露出増加も、もやしが注目され、食べられる機会が増えた一因だろう。あとは日持ちする保存方法が開発されれば、もやしももっと普及するのだろうが…。
なお同調査では「ダイエットをしたい時に食べたい野菜」についても尋ねているが、こちらは「キャベツ」がトップで「もやし」「トマト」が第二位についている。「もやし」の食べられる機会が増えたのは、安さ・多様性の他に、ダイエット志向が増加したのも遠因かもしれない。
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