【更新】太陽電池と氷のうを使ったシンプルなミニエアコン「Frost」

2009/07/31 04:35

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「Frost」イメージ最近は省エネ化が進んでいるが、それでもこの時期になると暑さからエアコンをフル稼働し、ちょっと後になって請求される電気料金に目を白黒させてしまうもの。少しでも安いランニングコストで涼しい室内環境を作れないか、と色々な人が頭をひねり、さまざまなアイディアを提案している。先日[Popgadget]で紹介されていた【Frost】もその一つ。氷のうと太陽電池で安価にエアコンもどきを作ってしまおうというものだ。



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Frost
Frost

仕組みは簡単。小さな換気扇のようなボックスに太陽電池を取り付け、外部から照らされる太陽光を電気に転換。その電気で内部換気扇を回し、外の空気を室内に取り入れる。これだけだと外の「熱気」がそのまま室内に入ってしまうが、外気はあらかじめ冷蔵庫で冷やされた専用の氷のうを経由するので、冷気が送り込まれるという仕組み。

元々暑い時間帯は太陽も照りつけるので、太陽電池の作動もすこぶる堅調になる。冷蔵庫で氷のうを冷やす分の電力は消費するが、普通のエアコンを使うよりははるかに少ない電力量で済む、というのが考案者側の考えのようだ。

冷蔵庫そのものも元々冷やすためには[気化熱の仕組みを用いている(パナソニック)]こともあり、考え方としては間違っていない。太陽電池で換気扇を回すというアイディアも悪くない。問題はどれだけ冷却効果が上がるかだが、元記事でも考案元のページでも、そのあたりの考察はなされていない。

工作好きな人は一度試してみると面白いかもしれない。



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