「節約しなきゃ」それでも勝てないあの誘惑…
2009/07/30 07:37


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今調査は2009年6月18日からインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1025人。男女別は女性100%で既婚率も100%。年齢階層比は30代41.7%・40代39.3%・50代12.8%など。
景気後退の中で家計を切り詰めるため、節約しなければならないと考えている項目の最上位には「外食費」や「食費」など、食に関連するものがついていることは先の【外食費、節約対象トップです、削れないのは「子供の教育」】でお伝えした通り。それでは普段節約を心がけているものの、多種多様な誘惑で「たまには…いいよね?」とばかりに節約心がゆらぎ、財布のひもをゆるめてしまうのはどんなものだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多い項目は「スイーツ・デザート類」で、実に半数近くの45.8%が「あてはまる」と答えている。

普段節約を心がけていても「たまには良いよね?」とお財布の紐をゆるめるのはどんなモノ・コトですか
続いて第二位は「家族で外食」。この2項目はほぼ同数、40%半ばを示しており、第三位の「友達とランチ・外食・カフェ」を合わせて食事周りの誘惑に弱い、妥協してしまうことが分かる。【「ケーキバイキング、それは女の欲望番外地」】などにもあるように、女性にとってスイーツは心身の活力源であり生存理由ですらある(少々オーバーな表現)。ある程度は仕方がないのかもしれない。

今回は図表作成を略するが、これら「財布のひもをゆるめたくなる」項目のきっかけとしては、「おいしそう」「お買い得」「自分へのご褒美(「友達と-」はこちらに該当)」が最上位にきているものの、「子供が喜びそう」「配偶者・パートナーが喜びそう」という項目も上位に来ている。
自分自身の欲望に負けて節約を「一回パス」するというわがまま的な行為だけでなく、子供や配偶者など自分の身の回りの人のことを考えて「節約」の封印を解くことが多いあたり、ちょっとした嬉しさを感じるのは当方だけだろうか。
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