ピザ好きな人も大満足! 革命的なピザパッケージ「Green Box」

2009/07/29 07:47

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ピザパッケージ「Green Box」イメージ定期的に郵便ポストに投げ込まれるチラシの一種に、カラフルなデリバリー・ピザの商品リストがある。見ているだけで脳内物質が刺激され、味覚神経が口内の湿度を高めるシグナルを発してしまいそうになるのだが、一人、あるいは少数人数で「円形のピザ」を頼むには少々問題も生じてしまう。例えスモールサイズでも大きすぎ、一度には食べきれずに残りを冷蔵庫などにしまっておく際、あの大きな箱が邪魔になってしまうのだ。また、複数人数で食べる時には「とりわけ皿を用意しなければならない」といった面倒も発生する。それらの「ピザ問題」を一挙に解決する、素晴らしい発明が【Toxel.com】で紹介されていた。その発明の名前は【Green Box】。既存のピザ用段ボール箱から何も加えることなく、形や生成方法の工夫だけで生み出された、アイディア商品である。



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画期的なピザパッケージ「Green Box」。
画期的なピザパッケージ「Green Box」。

あらかじめ切り取り線がついているので…
あらかじめ切り取り線がついているので…

とりわけ皿と、残りの保存用箱にすぐにでも作り替えられる
とりわけ皿と、残りの保存用箱にすぐにでも作り替えられる

このサイズなら他の食品の邪魔にならずに、さくっと冷蔵庫に収められる
このサイズなら他の食品の邪魔にならずに、さくっと冷蔵庫に収められる

普通のピザを入れる箱は(ピザそのものが大きいため)サイズも大きめで、テーブルの上で広げる時には嬉しいが、後始末には頭を抱えることになる。さらにピザが残った場合、あの箱のまま冷蔵庫に入れるのには難儀することしきりで、皿に移すのもしゃく(公式サイトでは「皿を汚すので地球に厳しい」とも説明している)。

そこで、大きなピザの箱を上手に使い、取り皿と収納箱を一挙に作れるようにしてしまおうというのが「Green Box」。見た目はごく普通のピザ用の箱だが、あらかじめ切り取り線がつけられている。その切り取り線に従って切り分け、さらに折り目を折っていくと、「とりわけ用のお皿4つ」と「残りのピザ保存用の細長い箱1つ」が完成する。皆(あるいは一人で)でピザをとりわけ皿に分けて食べ、食べ切れればそれで問題無いし、余ったらその分を「保存用の細長い箱」に入れて冷蔵庫に収納。あの大きなピザ箱のままではなく、細長いスタイルの収納箱に「変身」しているので、他の食品の場所を圧迫することもない。

公式サイトによればこの「便利なピザ箱GreenBox」はすでに特許出願済み。それだけアイディアに自信があるのだろう。投稿動画のコメントでは「地球に優しいと主張しているけど、ピザを食べたり段ボールを使う時点で優しくない」という厳しいツッコミも見られるが、発想の素晴らしさに対する賛美の声も多い。

日本における特許状況がどのようになっているのか(上記特許出願が国際的なものか否か)は分らないが、日本のピザにも十分通用するアイディアなだけに、採用を検討して欲しい気もする。



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