仕事のモチベーションを高める3要素、「仕事の内容、種類」「通勤時間、勤務地」そして…
2009/07/26 10:16


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今調査はインターネット経由で2009年7月1日から5日の間に行われたもので、有効回答数は1万4897人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代36%・40代30%・50代以上19%など。なお、今調査母体における職業分布は正社員で管理職が30.4%、専業主婦・主夫が19.2%・アルバイトやパートが13.0%・管理職が7.8%・専業主婦や学生以外の無職が6.8%・自営業が6.3%などである。
調査母体中、現在働いている人たちに対し、働く上で特に重視している点について複数回答で尋ねたところ、もっとも高い回答率が得られたのは「仕事の内容、種類」で6割近くに達していた。

働く上で特に重視する点
・仕事の内容や種類
・通勤時間や勤務地
・給与水準
これらの項目についての現実度、言い換えれば「どれだけ現実のものとなり、満足しているか・不満か」を示したのが先の【働き人が一番不満に思っていること、「仕事の量」でも「人間関係」でもなくて…】なのだが、その結果において「満足」から「不満」を差し引いた値、すなわち「全体に占める満足度合」を概算として算出し、上のグラフに併記してみたのが次の図。

「働く上で特に重視する点」と「満足-不満」
先の記事でも「給与水準に対する不満が強い」ことについては触れているが、「重視する点」の3項目のうち「通勤時間、勤務地」「給与水準」については満足な人の方が多いのに対し、「給与水準」では不満な人がダントツで多くなっている。ただでさえ「期待している・仕事の意義としている」期待項目のトップ3に入っているのに、それが叶えられないのだから、落胆・不満に思うところも強くなるのだろう。

【今の年収で満足している人は約4割、「あと200万プラスなら満足!」は6割に】あたりでも触れているように、もともと給与水準には少なからず不満があるものだが、昨今においては水準そのものが下げられると共に他の要素でも厳しさが増しているため、とりわけ給与水準に対する願望が高まっているのだろう。
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