世にも奇妙な時計たち(アート・アイディア編)
2009/07/22 07:17
直前の記事で【Toxel.com】で紹介されていた奇妙で素敵な時計たちの中から、動画が掲載されていたものをピックアップしてチェックを入れてみた。今度は動画がないものの、アート性が強いものや「なるほど」と感心させてくれるアイディアが盛り込まれている時計を見ていくことにする。
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CD収納棚の時計(CD Shelf Clock)
デジタル式の時計と、CDケースの収納棚の融合体。CDケースは味気ない四角形のものが多いが、それとデジタル式の時計を合体させるアイディアはなかなかのもの。サイズは73×13×36センチ。元々同じデザインの普通のデジタル時計(238×105×65ミリ)のがあり、それを巨大化させてCDケースが入るようにしたようだ。通信販売されているようだが、価格が掲載されていないので不明、としておく。
数学クイズな時計(Pop Quiz Math Clock)
それぞれの時間帯のところに数式が書かれており、それを解かないと時間が分らない時計。どの場所にどの数字があるかは大体分かるのであまり意味がないようにも思えるが、ついつい計算してしまう。大きさは直径29センチ、単三電池1本を使用。【26.99ドル(2700円)】で販売中。一度解いてしまえばそれまでなので、いっそのこと文字盤部分をホワイトボードか黒板にして、色々と書き換えられれば面白いのに、と思うのは当方だけだろうか。
最後はちょっと素敵な時計のパーツ。
Custom Clock Concept
少々太目のピンの部分に時計の運動機構そのものを収め、分針と時針が差し込める穴を開けてある。それぞれは時間に従い、軸の部分が動くようになっているので、差し込んだ棒状のものがそのまま分針・時針となり、時計としての役割を果たすというもの。【大元のページ】では誕生日プレゼントにもらった色鉛筆や枯れ木の枝を使った例が示されている。あくまでもコンセプトモデルなので実用化には色々とハードルがあることは否めないが、面白いアイディアには違いない。
元記事には以前【目覚めもスッキリしそうな面白めざまし時計たち】で紹介した、LED時計内臓の枕、そしてベーコンの香りですっきりとした目覚めが約束されている(?)ベーコン香り目覚まし時計なども紹介されている。「どれだけベーコンが好きなんだよ…」と呆れかえらせるものがあるが、今回は紹介をパス。
「計算しないと時間が分らない時計」は本文中でも触れたが、一度解いたらおしまいという「一発屋」的なところが残念要素。公共機関など人の行き来が多い場所に設置するのならともかく、個人利用の場合には二度目以降は「単にうざったい時計」となりかねない。やはり数字の部分を差し替えられるようにするか、ホワイトボード式にした方がよいのかもしれない。一方、「CDケース」の時計は、もうちょっとサイズを大きくして「カラーボックスなデジタル時計」というのが作れそうだ。
時計はひと部屋にひとつあれば十分。だからこそ、今回紹介したようなちょっとセンスを利かした時計を用い、部屋にアクセントを加えてみたくもなるものである。
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