「アメリカで最悪の食事」のらく印を押され、二冠の栄冠に輝いた食品たち

2009/07/19 07:45

このエントリーをはてなブックマークに追加
「アメリカで最悪の食事」のらく印を押され、二冠の栄冠に輝いた食品イメージ以前【「アメリカで一番健康に悪い」のらく印を押された食品たち】などで、「健康維持のためには、これを食べたらいけない」的なランキングを紹介したMenth Healthだが、先日その【最新版が公開された】。リストも昨年の20品目から30品目に増え、より細かい分野で警告を発している(はたから観ると、むしろ彼らは楽しんでいるようにも見えるのだが……)。



スポンサードリンク


本文では最初に「ダイエットには運動も食事も大切。でも普通に食べている食品に対する知識が不足していると、あっという間に努力が水の泡。ためしに今回リストアップされた食品たちを月に1度でも口にしてみれば、その『効用』が分かるはず」などと、冷淡にかつ最強の脅し文句が語られている(何しろ原文では「年3キロは太るよ(月1のペースでも、だ)」と説明されている)。

DiGiorno for One Supreme Pizza with Garlic Bread Crustイメージ本文では映画館やガソリンスタンド、スーパーマーケットで手軽に買えるさまざまな「魅力あふれる食品」の中でも「反応弾レベル」の破壊力を持つものたちを紹介。例えば冷凍ピザなら【DiGiorno for One Supreme Pizza with Garlic Bread Crust】が該当し、これには840キロカロリー・44グラムの脂質・1450ミリグラムのナトリウム(塩分換算で3.7グラム)。本文にいわく「一日の6割の塩分、8割の脂質をこれ1枚でゲットできるよ」と説明されている。

他にも「こてこて」「ぐちゃぐちゃ」「べたべた」という効果音が似合いそうなデコレーションが施されていたり、原色でテカテカな芸術作品のような食品たちがリストアップされている。そして栄えある(!?)「アメリカで最悪の食事(WORST MEAL IN AMERICA)」という栄冠を勝ち取ったのは……

Carl’s Jr. Double Six Dollar Burger with Medium Natural Cut Fries and 32-oz Coke(写真元:Men's Health)
Carl’s Jr. Double Six Dollar Burger with Medium Natural Cut Fries and 32-oz Coke(写真元:Men's Health)

先日【「アメリカで一番健康に悪い」のらく印を押されたドライブスルーの食品】で「最も健康に悪いドライブスルーの食品」の座を仕留めた、【Carl's Jr.】の「Carl's Jr. Double Six Dollar Burger with Medium Natural cut Fries and 32 oz Coke」だった。先の「ドライブスルー」だけではなく、食品全体としても「最悪」の栄冠を勝ち取り、見事二冠をゲットしたわけだ。

マクドナルドのシンプルなハンバーガー10個分イメージスペックは当然同じで、2618キロカロリー・144グラムの脂肪分・2.9グラムのナトリウム(=約7.4グラムの塩分)。見た目には「ちょっとハンバーガーが贅沢っぽい、普通のハンバーガーセット」に見えるが、それこそ巡航ミサイルトマホーク並みの破壊力を持つセットということだ。本文にいわく、「ベーコン52枚相当の脂質、マクドナルドのフレンチフライ(大)7.5個分の塩分を含む」と説明している。以前作った写真が気に入っているのでもう一度使うが、カロリー的にはマクドナルドのシンプルなハンバーガー10個分。これ1セットでカロリーだけなら1日半くらいは何も他に食べなくてもよさそう。

健康に問題がある人なら絶対に避けるべきだが、まったく問題が無く、しかもアメリカに足を運ぶ機会がある人は、一度試してみるのもありかもしれない。きっと一生の思い出になることだろう。



スポンサードリンク



このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS