【更新】米アマゾンに並ぶ「こんなの買えるの!?」な商品たち
2009/07/19 07:40
インターネットが普及して便利になった物事のひとつに「ネット通販」がある。小は画鋲から大は自動車その他まで、在庫とお金と法的規制のハードルをクリアすれば、何でも購入可能で、商品を持った宅急便の人がドアをノックしてくれる。ところが世界にはそのような素晴らしきネット通販の世界でも「なにこれスゴい」というアイテムが数多く存在する。【ODDEE.com】では実例を挙げて「オンライン通販(アメリカのアマゾンドットコム)で買える、とんでもない10の商品たち」を紹介してる。今回はそこから、「確かにこれはスゴいね」と思えるものをいくつかピックアップしていくことにしよう。
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まずはこれ。宇宙を目指す人なら一度は気になるアイテム。
アポロ17号の宇宙服(のレプリカ)
アポロ17号といえばアメリカ航空宇宙局による一連の宇宙計画、「アポロ計画」における最後のミッション。「ミッションも終わったのでネットに流れました」的な香りただようものだが、当然これはレプリカ。今は品切れだが、『アメリカのアマゾンで購入可能』。価格は200万円後半らしい。購入者のコメントを見ると、「酸素パックがないから宇宙にいけないじゃん」「ジェットパック部分はモックアップだったね」などの感想が寄せられている。宇宙服のレプリカに100万円単位で出せる酔狂な人なら、それくらい気にしないでも良いような。
続いては、日本の住宅環境ではちょっと難しいかな、という品物。
世界一デカい本のレプリカ(Bhutan: A Visual Odyssey Across the Last Himalayan Kingdom)
元記事では「1万5000ドル」となっていたが現在では3万ドルに跳ね上がっている、「結構値付けがいい加減では?」と思えるアイテム。133ポンド(60キログラム)の重さ・5×7フィート(1.5×2.1メートル)の本で、印刷するために1ガロンのインクを必要とするほど。ページ数は112、受注生産式で、個別にメッセージを添えることも可能。原価はおよそ2000ドルとのことで、残りは【Friendly Planet】なる団体に寄付される。
次は色々な意味で「さすがアメリカ」と思える商品。
ウラニウム鉱石(試料)
手塚先生の漫画に出てくる「オモテニウム」でも軽量金属の「アルミニウム」でもない、あのウランの鉱石。商品説明によると、ガイカーカウンター(放射線レベルを測定する装置)をチェックするための試料で、原子力規制委員会や郵便関連の法令をはじめとした各種法令・ガイドラインに従ったレベルのもので、使用目的は上記チェックや教育的なものに限られるとのこと。価格は30ドルから。
カスタマーズイメージ(利用者からの関連画像)には宇宙人やら超人化した女性のイラストやら、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の1シーンやら「お前ら絶対使い方間違って考えてるだろ」的なものが掲載され、なぜか削除されていない。なお、これもアマゾンで購入ができるが、万一にでも輸入しようと考える人がいるかもしれないことを考慮し、リンクは掲載しないでおく。
最後は「こんなお店を持ちたいな」とあこがれを抱く人がいるかもしれない、南国風の屋台。
Tiki Hut
価格は1万4260ドル。日本円で140万円弱、といったところか。本体は耐久性の高い乾燥イトスギ材から作られ、防水加工が施された調理台や証明、各種照明が用意されている。場所さえ用意できれば今日からでも南国風バーが開業できる(もちろん飲食店関連の免許は必要)。2年間の保証付。リゾート地のホテルなどに設置するとウケそう。
原文では他にも「戦車」「個人用リラックスカプセル」「観客席」「106万3875ドルのダイヤモンド」「4.55ドルで売っている、2003年の5セントアルミ硬貨」など、思わず「何でやねん」とツッコミを入れたくなるようなアイテムがずらりと用意してある。世界最大で最高の知名度を持つネット通販のアマゾンですらこれなのだから、各企業が展開しているネット通販にはもっと「不思議な世界」が待ち構えているに違いない。海外のネット通販はホント、奥が深い。
……とはいえ日本でも、ネット上のオークションを合わせて考えれば、【愛媛県名物(!?)「道後城」がヤフオクに登場。価格は1億4500万円から】や【「10億円の村」まだまだあるぞ、ネット通販での高額商品。でも買う人いるの……?!】、【無人島お一つ600万円から好評発売中】などのように、城やら村やら無人島まで販売されているご時世。人のことは言えないのかもしれない(笑)。
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