高所恐怖症は立ち入り厳禁?! 地上412メートルの全面ガラス張り「シアーズ・タワー」特設バルコニー
2009/07/04 09:07
これまでにも何度か記事中で触れているように、当方(=不破)は高所恐怖症で、高いところが大の苦手。先日【DailyMail】で報じられた今件の記事でも、そのビルに足を踏み入れる自分の姿を想像しただけで、震えが来てしまう。そして恐らくは「高いところでもへっちゃらさ」という人でも、その場に居ないにも関わらず足がすくんでしまうに違いない。そのビルとは、かつて世界一の高さを誇ったアメリカ・シカゴにあるシアーズ・タワー(Sears Tower)である。
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シアーズタワーに新たに設けられた特別バルコニー「スカイデッキ」。
このタワー「シアーズ・タワー」は全長442メートル(アンテナ部分も含めると529メートル)。1973年の完成当時は世界一の高さを誇っていた。現在では世界第四位のビルとなってしまったが、いまだにアメリカ国内ではもっとも高いビルに違いない。
同ビルの公式サイトは【こちらになる】。かつては世界的に名を馳せた百貨店「シアーズ」の象徴としても知られていた同ビルだが、「シアーズ」の事業が落ち込み、本社ビルでもあったシアーズ・タワーも売却。今回リニューアルと共に主要テナントであるウィリスの名をつけた「ウィリス・タワー」に変更される。
このシアーズ・タワーの観光スポットが103階に設置されている「展望階」(【公式ページ】)。360度の大パノラマを楽しめるということで多くの観光客を集めていたが、今年7月のリニューアルでさらに「ガラス張りのバルコニー」が設置された。
無邪気に遊ぶ子供たち。展望階とバルコニーの関係がよく分かる
このバルコニーが設置されている103階は高度1353フィート(412メートル)、飛び出している部分は4.3フィート(1.3メートル)。側面だけでなく天井面・床面までガラス張りのため、リリースにいわく「いまだかつて無い情景を観る事ができる(providing never-before-seen views of the city.)」とのこと。公式ページには記述は無いが、DailyMailにはガラスの厚みについて「1.5センチ」とあり、5トンまでの重さに耐えられる設計が施されているとのこと。相撲取りの人たちが3ダースくらい、一度にここに押しかけても問題はなさそうだ。なお動画やイメージ画像で確認する限り、複数のバルコニーが並列して設置されているようである。
言葉通り「空を飛んでいるような気分」「宙に浮いている気持ち」になれるこのバルコニー、シカゴに来訪する機会があれば、是非一度足を運んでみるべきだろう。ただしかなりの混雑が予想されるため、公式サイトを読んで混雑時間などの注意事項についてチェックしておくことを忘れずに。
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