【更新】飲めずとも「飲みニケーション楽しもう!」飲めない人でも問題ナシよ

2009/07/03 05:16

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飲みニケーションイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアなどは2009年7月2日、お酒の席の楽しみ方に関する意識調査結果を発表した。それによると、お酒を飲めない人がお酒の席に同席し、楽しむことの筆頭には「一緒に会話」が挙げられていることが分かった。次いで「食事」「話を聞く」など、お酒を飲めなくても楽しむ処世術をそれなりに身につけていることが分かる。一方、飲める人が「飲めない人の同席」をどのように感じているかについては、多数が肯定的な意見を持っており、否定する向きはあまりないことも確認できた。いわゆる「飲みニケーション」はお酒が飲める・飲めないに関わらず成立しうるようだ([発表リリース])。



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今調査は2009年6月12日から6月17日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は573人。男女比は55.8対44.2で、年齢階層比は20代35.6%、30代30.4%、40代34.0%。

【上司や先輩との飲み会、新社会人は8割が「参加したい!」】にもあるように、おサイフ事情や「飲み会」への価値観の変化から、最近では若年層・新社会人にも飲み会を肯定的にとらえる人が増えている。しかし「飲み会への参加希望率の上昇」と「お酒を飲める・飲めない」とはまた別の問題。お酒が飲めないけれども「お酒の席を楽しめる」と回答した人は、調査母体では55.6%・135人いたが、その人に(お酒が飲めないにも関わらず)お酒の席における楽しみは何かについて尋ねたところ、選択肢の中でもっとも多かった回答は「一緒に会話をする」で全体の9割近くに達していた。

お酒の席の楽しみは?(お酒は飲めないがお酒の席は楽しめる人)
お酒の席の楽しみは?(お酒は飲めないがお酒の席は楽しめる人)

「一緒に会話」「飲んでいる人の話を聞く」などは、まさに言葉通り「飲みニケーション(ノミニケーション)」そのもの。飲み会ならではの「場(雰囲気)」を楽しむのも、自分がその「場」に参加することでコミュニケーションを交わすことにもなりえるわけで、やはり「ノミニケーション」になりうる。

ただ、「飲めないけれど飲み会に参加している人」の立場からすると、「飲める人」たちに対する一種の後ろめたさ・気まずさがあるのも否定できない。そこで飲める人に「お酒が飲めない人が同席していることについてどのように感じているか」を尋ねたところ、多くの人が肯定的な意見を述べていた。

お酒が飲めない人が一緒にお酒の席にいることをどう思うか(お酒が飲める人限定)
お酒が飲めない人が一緒にお酒の席にいることをどう思うか(お酒が飲める人限定)

「お酒が飲めなくても一緒に楽しめる」「会話をするのは楽しい」「来てくれただけで嬉しい」など、肯定的な意見について年齢・性別を問わず多くの人が賛同を示しているのが分かる。「お酒が飲めなければつまらない」という否定的意見はほとんど無い。少なくとも今調査結果を見る限りでは、お酒が飲めない人も気まずさを感じることなく、お酒の席に同席しても何ら問題はないようだ。



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