【更新】いまどきの目覚ましやっぱり「ケータイ」です・目覚まし時計は今やわき役?

2009/07/03 05:15

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ケータイ目覚ましイメージC-NEWSは2009年7月2日、睡眠に関する調査結果の一部を公表した。それによると、目覚ましに用いている機器としてもっとも多く使われているのは「携帯電話・PHS」で、調査母体では実に6割以上の人が利用していた。特に20代は8割ほどの人が回答している。一方で「目覚まし時計」と回答した人は4割足らずしかおらず、言葉通り「目覚まし」時計の主役の座は最新の情報端末ことケータイに奪われてしまったようでもある([発表リリース])。



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今調査は2009年6月18日から20日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1で年齢階層比は10代(15歳以上)・20代・30代・40代・50歳以上で均等割当。

毎日が自然に起きられるのならそれにこしたことはないが、実際には何らかの手段を用いて起こしてもらわねばならないのが人の常というもの。【睡魔に勝てない人へ・オモシロ目覚まし時計たち】などのように半ばネタに走ったような目覚ましもあるが、いかに「確実に」そして出来れば「そう快に」起きられるかは、人によっては死活問題・日々の戦いともなりうる。

そこでいわば「一日の戦いの始まり・ファーストバトル」ともいえる「目覚まし」において、どのようなものを用いているのかを複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「携帯電話・PHSのアラーム機能を使う」で59%に達していた。

普段どのようなものを目覚ましにして起きているか
普段どのようなものを目覚ましにして起きているか

携帯電話を目覚まし代わりとして使う場合がもっとも多いという調査結果は【携帯のアラーム機能で目を覚ます人は約7割、半数は「目覚ましのメインが携帯」利用者】【ケータイを目覚ましに使う人は●割・使う音はお気に入りの曲】でも出ており、今回の調査からは直近でもその傾向に変わりはないこと、若年層ではよりその傾向が強いことが分かる。

年齢階層別の傾向をもう少し詳しく見ると、「目覚まし時計」が各年齢層で利用度合いがほとんど変わらず約4割なのに対し、「携帯電話・PHS」は20代がピークで以後年齢を重ねる毎に利用度合いが減少している。これは携帯電話そのものの保有率・利用頻度、さらには携帯電話への抵抗感も要因としてあるのだろう。また10代の「家族におこしてもらう」がもっとも多いのは、単純に携帯電話をまだ保有していないからという理由の他に、ライフスタイルの中でまだ保護者に世話になっている場面が多いからだろう。

携帯電話の目覚まし機能は、音量やインターバルの変更、さらには再生する楽曲・音声なども自由に変更できる。単純に「音を鳴らして目を覚まさせる」という点では、ほぼフル機能に近い。普通の目覚まし時計が主役の座を奪われてしまったのも、仕方の無い話かもしれない。



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