型破りな「父の日のプレゼント」たち
2009/06/19 05:00


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Beer Belt
パッと見で分かるように、お父さんが大好きなビールをいつもホールドできる、ビール缶ホルダー。腰に巻きつけたままだとぬるくなってしまうんじゃないかとかいう野暮な突っ込みは無し。手をわずらわせずに6本まで持ち運びができるのがメリット。もちろんジュースなどもホールドできる。価格は『アマゾン(Beer Belt)』で13.99ドル(1400円)。……なのだが、アマゾンの感想を見ると、ホールドする部分があまりにもチープ過ぎ、実際に缶を固定するとネジれてずり落ちてしまうという報告が寄せられている。

Battery-operated Back Scratcher
直訳すると「電動背中かき機」。いわゆる「電動孫の手」。単三電池2本で動くシロモノで、全体はプラスチックス製。価格は9.98ドル(1000円)。一見便利そうに見えるが、思ったように背中をかいてくれるわけではなく、二日で壊れてしまったというブーイング的な感想が寄せられている。一発芸ものかも。

Frozen Smile Ice Tray
いわゆる「入れ歯」型の製氷機。写真のように入れ歯を洗うがごとく、作った入れ歯型氷を水に入れて、冷やして飲もうというジョークアイテム。価格は5.40ドル(550円)。実はこのアイテムが今回元記事で紹介されている「10のプレゼント」の中ではもっとも評判が良い。氷が解ける時の様子が、入れ歯の洗浄剤による泡のようでリアルだという感想がある一方で、「入れ歯型の石けんやチョコレートを作るのにも使えるワ」と大喜びしている人もいる。また、歯医者系の人にもウケが良い。入れ歯型のチョコや石けんが嬉しいかどうかはともかく、意外な人気ぶりにちょっと驚き。

Ring Thing Bottle Opener
最後は他の品々と比べれば多少実用性のある一品。いわゆるセン抜きの機能を持った指輪で、セン抜きを用意してもらうことなくすぐにビンのふたを開けられるというもの。価格は9.95ドル(約1000円)。素材はステンレス製で、クローバーのデザインがアクセントになっている。アメリカはともかく日本では、ビン詰めの飲料を口にする機会は昔ほど多くないし、居酒屋などでたしなむ場合にははじめからフタが開けられており、この指輪が活躍する場面はあまりなさそうだ。

……もちろんこれらはジョーク的な意味合いが強い「型破り」の父の日のプレゼント。実際にプレゼントを考えているならば、このようなジョークアイテムも結構だが、もう少し真剣に、そして本当に喜びそうな品々も添えるべきであることはいうまでもない。
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