日本の「ケータイメール」好きは特異例!? アジアの若者たちの携帯電話利用傾向
2009/06/14 08:38


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次のグラフのデータは[調査会社シノベイト]が行った調査結果によるもの。2008年第4四半期において8-24歳の若年層が過去30日間で利用した、携帯電話の機能についての回答。

2008年第4四半期における携帯電話機能の利用率(8-24歳、過去30日において)
アジアの周辺他国と比べると、ショートメッセージの割合が低く、各種ダウンロードやサイトへのアクセス、そして何よりも「電子メールのやりとり」が抜きん出て高いことが分かる。日本でショートメッセージの利用率が低く電子メールが逆に高いのは、【アメリカの携帯電話における各機能の利用度】でも説明したように、携帯電話の進化過程などの事情から「ショートメッセージと同じような使われ方で電子メールが普及した」から。ただ、そのような事情をもってしても72%という値は特異に見える。
このデータを受けてeMarteterでは「今後他国でも電子メールの利用者が急増するので、今から(特にマーケティング部門で)注目した方が良いよ」とアドバイスすると共に、スパム行為に対する警告もしている。これは【2009年5月発表のgooリサーチの結果】を引用してのものだが、携帯電話における迷惑メールには9割以上が不快感を持っていることが分かる。

携帯電話の迷惑メールをどう感じるか
各キャリアのフィルタ機能の向上、法整備や規制強化などで一時期と比べて携帯電話あてのスパムメールはずいぶん減ったが、皆無になったわけではない。それだけに、着信した迷惑メールに対する不快感も並々ならぬものがあるのだろう。
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