【更新】世界を驚がくさせる日本の素晴らしき自動販売機たち
2009/06/10 08:04


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ベンディングマシン・レッド
[ベンディングマシン放送局]提供による、自動販売機ロボット。イベントタレントのようなもので、サイトに掲載されている連絡先から受け付ければ、ロボを「出動」させることができる。元記事のキャプションを読むと「コカ・コーラ社は巨大な自販機ロボを作成し東京周辺を徘徊させている」とあり、何か誤解をしているのかもしれない(笑)。決して日常茶飯事的に、東京都内でベンディングマシンが歩き回っているわけではないので、念のため。


卵自動販売機(【元リンクはこちら】)と野菜自動販売機
1ダース位の卵を購入できる自動販売機。卵そのものは近場の農家から毎日補充される。さすがに都心では見られないが、近郊の農家ではちらほらとその姿も。新鮮野菜の販売機も同じような仕組み。【元記事はこちら】。


カップラーメンとネクタイ・SDカードなどビジネス用品の自動販売機
日本ではごく当たり前の自動販売機……なのだが、海外では珍しいものとして目に映るようだ。

伊勢えびが景品のUFOキャッチャー
伊勢えびが景品のUFOキャッチャー。【デイリーポータルのレポート】などにもあるように、一部料理店やゲームセンターなどに登場したので覚えている方もいるだろうが、もちろんこれは自動「販売」機ではない。先のベンディングマシン・レッドといい、この伊勢エビUFOキャッチャーといい、日本の自動販売機文化は似たようなものとごちゃ混ぜにされて、異様なものとしてとらえられているのかもしれない。
なお類似ゲームとして、「かにキャッチャー」なるものも確認されている。
「かにキャッチャー」
海外の人から見て日本の自動販売機(、及び自動販売機と誤解されているもの)が多種多様で驚かせるものであふれかえっているのは、防犯意識の高さと治安のよさのおかげ。自販機を設置しても中身を奪われるリスクが低く、そしてその低リスクさから、色々なアイディアを盛り込む余地があるからだろう。もちろん、既存のものに手を加えて改良していくのが得意な国民性も寄与しているのは間違いない。
元記事のコメントを拾い上げてみると、
・これはすんげぇクールだ。
・カップラーメンの自販機の横にあるのは、フライドポテトの自販機かい? むしろそっちの方が興味があるんだが。
・日本……日本……日本はインスタントの国なのかい?
・かわいそうな伊勢エビちゃん! 動画でエビを取った人は観光客でしょ? どうやって家まで新鮮なまま持って帰るの??
・日本語はわかんないけど、このロボットはすごいね。微笑んで欲しいな(ベンディングマシンの動画から)。
・単体じゃなくてカゴに入れて売ってるんだね。アメリカでも玉ねぎを似たような仕組みで売ってるけど、卵は見たこと無いよ(卵の自動販売機の動画から)。
・誰だこんなすげぇゲームを考えたのは。
・伊勢エビをゲットした人はそのあとどうしたんだろう。ポケットに入れてさらにプレイを続けたのかな。
・伊勢エビをクレーンでひっかくなんてかわいそうだよ。(以上、UFOえびキャッチャーの動画から)
など、色々な想いがあるものの、概して未知なる世界、あるいは別世界を見ているかのような意見が多い。
今回は紹介しなかったが、元記事では氷やお酒、傘やお花、電池の自動販売機など、日本人にとってはごく当たり前の、日常生活では景色として溶け込んでいる自動販売機たちが「特異なもの」として紹介され、それぞれの元記事では驚きを示すコメントが寄せられている。自分たちにとっては「当たり前」のものが、周囲から見れば「素晴らしいもの」に他ならない。日本には日本人自身には気がつかないけれども、実はとても素敵なものが山のように存在していることを、改めて実感させてくれるエピソードともいえよう。
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