Z世代 一番ストレス 思うこと 「自分の将来どうなるのかな?」
2009/05/20 07:34
ネットマイルは2009年5月19日、Z世代(1985年から1991年生まれ、現在17歳-24歳)に関する意識調査の結果を発表した。それによると、ストレスを感じやすい要件でもっとも多かった回答は「自分の将来」で4割強を占めていたことが明らかになった。また、全般的に女性の方が男性よりも回答率が高く、女性の方がストレスを強く感じている状況にあることも浮き彫りにされている([発表リリース、PDF])。
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今調査は2009年5月7日にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は480人。男女比は1対1、未既婚率は未婚が97.3%。
青少年・少女から成年にいたる、言わば「大人の階段を登っている」最中の世代ともいえるZ世代。誰もが感じるストレス以外に、この世代特有のストレスにも直面しているものと思われるが、実際にはどうなのだろうか。調査結果では40.8%「自分の将来」と回答しており、昨今の世情を反映した数字が出ている。
あなたはどのようなことでストレスを感じやすいですか(上位十位のみ)
・身近な対人関係、経済面で特に女性の回答率が高い。
この世代というと卒業を間近にひかえていたり、就職して間もない人が多い。昨今の雇用状況を見聞き、あるいは体感し、「自分の将来」に対する不安を持ちストレスを感じる人が多いのも仕方が無い。また、男女別にみると男性が「自分の将来」「何となく不安」「勉強内容・時間」の順なのに対し、女性は「自分の将来」「友人関係」「収入面」が上位三位にあり、女性の方が身近で具体的な点においてストレスを感じていることが分かる。ストレスを感じる度合いそのものが男性よりも大きいこともあわせ、女性の方がストレスに対する「センサー」が敏感なのかもれしれない。
ストレス無くしてはその後の成長も望めないが、過度のストレスで許容量を越えてしまうと心身ともに傷ついてしまいかねない。自分自身をコントロールする術を身につけられれば良いのだが、これもまた経験の中でつかみとっていくしかないのだろう。
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