「これイイね!」とうれしくなる広告たち
2009/05/17 08:43


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普段は通常の自動車広告でしか無いが……
Brabus社の新車を宣伝する広告。可動橋の分割するちょうど中央部分に設置されているのがミソ。通常は「何か速そうだな」程度でしかないが、船の通過などで橋が上にせりあがると、宣伝する自動車が空を飛ぶように見え「橋が二つに分かれてもジャンプして飛び越すぜ!」的なイメージを映し出してくれる。開橋するタイミングでしか見ることができないため、その分インパクトも強い。

移動式「眠れる森の美女」!?
「Clean & Clear」という化粧品の広告。ブラジルのサンパウロで行われたもので、5台の女性が乗った(寝ている)「移動式ベッド」があちこちを徘徊しながら大学などの商品ターゲットが集まりそうな場所まで移動。そして起床時間の7時ごろになると女性が気持ちよく目覚める芝居をする。ベッドには「寝ぼけまなこのままじゃダメよ。お肌もきっちりと目覚めさせましょう(。そのためにClean & Clear Morning Energyを使ってね)」とある。

「DHLはあなたのそばに」的広告
国際宅配便DHLの広告。街中のありとあらゆる、どこにでもあるそうな情景の基礎部分にDHLの配送用段ボールと梱包材を配し、いかにも「DHLが運んできてここに置かれましたよ」のような見た目を演出。「DHLはどこへでもどんなものでも運びますよ」的なアピールをしている。用意する素材は段ボールと梱包材だけでよく(写真をよくみると梱包材のいくつかが箱から飛び出ているので、いつも使っているものだろう)、それぞれの施設の許可さえ取れれば安価で効果のある演出といえる。

「ひらめいた!」
イギリスの国際的な広告賞も獲得した、経済誌「エコノミスト」の広告。普段は単なる電球が埋め込まれた広告に過ぎないのだが、人がその電球の下を通るとセンサーが反応して電球が「ぴかり」と光る仕組み。頭の上に電球が光って「ひらめきのイメージ」を表すのが世界共通だったこともあわせ、「おおっ、なるほど」と感嘆させられる、シンプルでインパクトのある広告。ちなみに、元記事にもあるように、雨が降ったら台無しになる広告でもある(笑)(通行人は傘をさすのでセンサーが反応しない)。

規制の問題もあるのだろうが、日本でももう少し奇抜で(良い意味で)驚かせてくれる広告が登場しないものだろうかと、切に願う今日この頃だ。
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