ローソン100の「バリューライン惣菜」(ミニチキンカツ弁当などの弁当やカニクリームコロッケなどの惣菜)
2009/05/16 13:37


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「バリューライン惣菜」とは【コロッケもきんぴらごぼうも105円・こだわり惣菜8品登場】で紹介したように、「ローソングループでの原材料一括購入、簡易包装により低価格を実現。さらに他の弁当や惣菜と同じ工場で製造するため、高品質の維持に成功」した惣菜類。シンプルな容器と最低限のフタ、簡易放送など、「VL(バリューローソン)」のマークが無ければスーパーの惣菜コーナーにある惣菜と変わらない見た目にすることで余分なコストを落とし、安価での提供に成功したもの。
今回はやはり先行実験販売されている(らしい)新規惣菜、そして前回のリリースでは見かけられなかった「低価格弁当」(税込み210円)をチェック。
今回調達したのは次の3弁当・3惣菜。

お惣菜コーナーに並べられたバリューライン惣菜たち

調達してきたお弁当と惣菜
イカリング……5個入り
ポテトとそら豆のサラダ(70g)
カニクリームコロッケ……3個入り
・お弁当……210円(税込み)
ミニチキンカツ弁当……ウインナー、チキンカツ2切れ、コロッケ1/2、お新香入り(275g)
ソースチキンカツ弁当……トマトケチャップベースのソース付チキンカツ3切れ入り(257g)
鮭高菜弁当……高菜、焼鮭、チクワの天ぷら入り(243g)
お弁当の容器サイズは180×130×30ミリ。「鮭高菜弁当」は形の関係で一回り小さいがほぼ同じようなもの。通常のコンビニ弁当と比べると、少々サイズが小さいかな? というところ。なお写真を良くみるとお分かりの通り、他にも惣菜で「いわしとアジフライ」「ミーとスパゲティ」など複数種類が確認できたが、品切れだったりあまりにもありきたりすぎるので今回は省略。
まずは惣菜3種を。

惣菜3種

「イカリング」もごく普通のイカリングのフライ。イカの部分が少々細めで、歯ごたえは「手ごわい」というほどのものでもない。ただ歯ごたえについては、高齢者も手にしうるということから、配慮しているのかもしれない。「ポテトとそら豆のサラダ」は普通のポテトサラダよりボリューム感が大きく、ちょっとお得な気分になれる。そら豆とポテト、そして卵の味の組み合わせも意外によく、今回の惣菜の中では一番のヒット作。
続いて弁当3種。

弁当3種

ミニチキンカツ弁当
飾りも最小限におさえ、おかずの内容もオーソドックスなものばかりと「シンプルイズベスト」な雰囲気ただようお弁当。上記にもあるように、フタ(のラベル)がないと、見た目だけではローソン関連の商品とは判断することは難しい。
肝心の味だが、他の惣菜同様に「飛びぬけてウマい!」というほどではないが、それなりに味がまとまっており、「悪くはないネ」というレベルのもの。むしろこれだけのものを210円にまとめた苦労がしのばれる。おかずのバランス的には「ソースチキンカツ弁当」だとチキンカツしかないので少々寂しいところがあり、好みで「鮭高菜」と「ミニチキンカツ」で意見が分かれるところか。
なお一覧に重量表記をしたように、容器が元々小さいこともあり、全体のボリュームは少々少な目となっている。少食の人やお昼はそれなりに控えたいOLの人ならこれで十分だろうが、働き盛りの人にはやや物足りなさを感じるだろう。お惣菜やおにぎりとのセットを考える人も多いはずだ。また「チキン」シリーズの場合は野菜分が圧倒的に不足している。惣菜のサラダやきんぴらごぼう、あるいはコールスローなどを選ばないとバランスが悪いかもしれない(購入したお店でも上の段にコーロスローやドレッシングのコーナーが設置してあった)。
最近はコンビニエンスストアでも、お弁当コーナーにミニサイズのお弁当を300円台で展開するところをよく見かけるようになった。昼食代にかけられる金額が圧迫される・これまで外食で過ごしていたOLなど少食派がお弁当に注目する中で、お値打ちで、量も手ごろなお弁当のニーズが増えているのは間違いない。各コンビニともそのニーズに応える形で、次々に商品を送り出しているものと思われる。
「ローソン100」など100円ショップの場合、通常のコンビニ以上に高齢者が足を運ぶ機会は多い。必然的に展開される商品も、それらの層も考えた上でのものが多く見受けられるようになる。同じ企業、あるいはグループ会社でありながら、コンビニ本店とその系列の100円ショップとでは、違った傾向の惣菜やお弁当が展開されることも珍しくはないのだろう。
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