忙しいのは分かっていても、やっておくべき13の健康法
2009/05/15 04:50
現代人は何かと忙しく、1秒でも時間が惜しい時こともしばしば。例えば「食べ物はゆっくりとかんだ方が身体に良い」「十分な睡眠時間を取った方が健康にはプラスとなる」とは分かっていても、時間が無い時にはついつい丸のみしたり夜更かししてしまうもの。しかしそれらの「不健康な習慣」が積もり積もると、体調を崩してしまう。【MSNBC.com】では「忙しい? でも次のような14の『時間節約術』が身体をむしばんでいくのよ(Too busy? 14 time-savers that hurt your health)」と称し、14項目に渡って「時間がかかるのでおこたりがちだが、ぜひともやっておいた方が良い健康法」を紹介している(タイトルには「14」とあるが、なぜか連番の「7」が欠けているので、合計は13となる)。
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歯みがきで取れないものもこれでばっちり。
2.寝るときにはコンタクトレンズを外す
角膜への酸素供給が不十分になる。
3.寝るときに化粧は落とす
これは主に女性。理由は「2.」と同じく、肌への酸素供給を十分にするため。
4.果物はジュースではなくて果実そのもので
野菜・フルーツジュースにも糖分がたっぷりのものが多い。どうしても、というのなら果実100%のものを。
5.体温チェックを忘れずに(女性)
妊娠の可能性は年ととも減少していくが、40-50歳でもゼロなわけではない(※原文ママ)。必要な場合は、体温チェックをはじめとした各種避妊法を怠らないように。
6.無理なハイヒールを履かない
ちょっとした散歩の時にも無理にハイヒールを履いて外出しようものなら、くじいてねんざをしてしまうのがオチ。散歩用にはサンダルや運動靴などで十分。
7.ツメをかじらない
子どもの悪いクセの一つとして知られている「ツメをかむ」。大人でもたまにいる場合もある。しかしこれは、指にたまっている細菌を口内に飲み込んでしまうリスクがある。100円ショップで小さなツメ切りを買い、持ち歩けばOK。
8.靴はあまり古くないものを
あまりにも古い靴を「もったいないから」と使い回していると、足への負担が大きくなる。元記事には6-9か月おきに、とあるが歩く頻度によって臨機応変に。
9.面倒でもドライブスルーでファストフードを買わず、レストランなどで
ファストフードの類は繊維質の含有量が少ないため、すぐに空腹を感じるようになる。その代わり脂肪分や塩分がたっぷりなため、身体には良いとはいえない。あらかじめ果物や豆類などを自動車内に常備しておき、運転中にお腹が減ったらそれらを口にすれば良い。
10.留守電が入ってたらちゃんと返事をしよう
原文の「Playing phone tag with pals」の「phone tag」とは自分と相手がお互いに留守番電話を入れあって、連絡が取れなくなること。両者とも多忙のため、相手にアプローチをかけつつも返事が無く、一方通行になってしまう(会話のキャッチボールが出来ていない)状態。忙しさのあまり孤立感が強まると、心身的にもマイナスとなる。原文ではコミュニケーションをしっかり取ることで心臓病リスクが減少することを紹介している。
11.準備体操をしてから運動しよう
運動をするのはいいけれど、いきなり本番にとりかかると身体に余計な負担がかかる。まずは3分間、本番の運動をスローペースで。ストレッチなども良い。そして運動が終わったあとも2分ほどストレッチなどで身体を徐々に通常の状態に慣らしていく。
12.シートベルトをしめよう
これは説明するまでも無し。面倒くさいし時間もかかるかもしれないが、健康どころか生死をも分かつのは【シートベルトとエアバッグのデータ-「戦後の交通事故・負傷者・死亡者」後日談】などでデータにした通り。
13.いわゆる「チョコバー」で栄養補充をするのは控えよう
多忙になると「ご飯を食べるヒマもない」とばかりに、プロテイン系のドリンクやチョコバーなどのヌガー系栄養補給バーで食事を済ます人も多いはず。しかしこれらの食材には、空腹感を満たす繊維質はあまり含まれていない。またこれらのバーの糖分などによる活力は2時間程度しか持たない。その後は「小腹が減った」とばかりにもっと健康に悪い脂肪・塩分たっぷりのお菓子を口にしてしまうことになる。【減量時に役立つ、空腹感とおさらばできるパワフルな12食品たち】などを参考に、腹持ちの良い食品を。
ちなみに冒頭で例としてあげた「睡眠時間をしっかり取る」「ものをよくかんで食べる」も、「忙しいのは分かっていても、やっておくべき健康法」といえる。それを足すと全部で15、というところだろうか。
例えば「糸楊枝」はやりすぎると歯肉を痛めてしまうなどの問題もあるが、その他はいずれも「時間が無いときには省略してしまいがちだな」というものばかり。日頃のちょっとしたものぐさが身体的なリスクをかさ上げしていくことを再確認し、出来るところから手をつけていこう。
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