「ドーナツバーガー」「ポテド」
2009/05/12 12:45
「Garbage Shot」第百とんで七回。今回は先に【「ハンバーガーのようなドーナツ」と「ドーナツのようなハンバーガー」、モスド第二弾「ドーナツバーガー」の詳細発表】や【ミスドから ドーナツバーガー 新登場・発表会は 4月15日】などで紹介した、ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」を展開する[ダスキン(4665)]と「モスバーガー」などを展開する【モスフードサービス(8153)】両社によるコラボレーションブランド「MODSO!」における商品展開第二弾のうち、ミスタードーナツ側提供の「ドーナツバーガー」「ポテド」を紹介する。【ミスド・モスの「ドーナツバーガー」を推測してみる】にもあるように、せっかく推測までしたのだから、試食しなければ「うそだッ!」ということにもなるし(笑)。
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「ドーナツバーガー」「ポテド」の詳細は上記記事にもあるが、
・「ポテド」……ハンバーガーには欠かせない付け合せのポテトをイメージ。じゃがいもを生地に使用し、見た目も味もフライドポテトそっくりのドーナツ。チュロのような花形の形状にすることにより外はカリカリ、中はもっちりな食感に仕上げている。さらにポテトの味を引き立てるケチャップを添えて提供することで、ポテトフライらしさを再現している。
とのこと。
発売日当日のミスタードーナツ。のぼりや旗がちゃんと立てられていた
「ドーナツバーガー」と「ポテド」
第一印象はズバリ「小さッ」。これまで比較対象写真が無いので具体的なサイズが分からなかったが、「ドーナツバーガー」は箱のサイズが55×105×45ミリ、「ドーナツバーガー」自身は高さ35ミリ・直径50ミリ、重量は27グラム。「ポテド」は長さ85ミリ・直径10ミリ。まるでおもちゃのハンバーガーとポテトを見ているかのようだ。
ドーナツバーガー
さて「ドーナツバーガー」だが、先の記事などにもあったように、「レタスっぽい抹茶ソース・ホイップ」「トマトっぽいイチゴソース・ストロベリーホイップ」が別々のミニハンバーガー風・穴ナシドーナツの中に挟まれている。一口食べると口の中にチョコレートパフェ(パティに見立てたもの)のかりかりっとした歯ごたえがあり、次いで上下のパンズに見立てたふわふわ感のドーナツがまとわりつく。さらに抹茶やイチゴの甘いソースが口いっぱいに広がり、とても幸せな気分になれる。「ドーナツ」というよりは、「ちょっと高級なお菓子」的食感を楽しめる。
そのサイズの小ささと、1ケースに2つしか入っていないので、あっという間に食べきってしまう。見た目はハンバーガーっぽいが、味はまさにドーナツそのもの。なんか不思議な感触だ。
ポテド
一方「ポテド」は「じゃがいもを生地に使用し、見た目も味もフライドポテトそっくりのドーナツ」とあるが、本当にポテトフライに近い味わいをしている。これにレジでもらったケチャップをつけると、もうポテトフライそのもの。「限りなくポテトフライに近いポテトドーナツ」と表現すれば、その味わいが理解できるかもしれない。
ちなみに「ポテド」が納められていたケースは後ろに足があり、写真のように立てかけられる仕組みになっている。ちょっとしたところにも工夫をきかせるあたりは、ミスタードーナツっぽさが出ていて好感が持てる。
見た目の可愛らしさやサイズの小ささ(子どもや女性でもちゅうちょなく口に出来る)あたり、「ドーナツバーガー」や「ポテド」がどちらかといえば女性・子どもをターゲットにした商品であることがうかがえる。実際当方が購入した時には、複数の親子連れの家族が子どもに買い与えていた様子が確認できた。子どもの反応も上々で、不思議がっていたり面白がっているところが見られ、ポイントはなかなか高いようだ。逆に、ボリューム感にやや欠けるところがあるので、男性には不評かもしれない。もう少し安くするか、あるいは「本物のハンバーガーサイズのドーナツバーガー」も展開してくれると面白いのだが。
リリースでは7月中までの期間限定販売とあるが、売れ行き次第ではこのまま定番商品として残してもいいのではないか、そんな気すらしてしまう「ドーナツバーガー」と「ポテド」といえよう。
ちなみにミスタードーナツで「ドーナツバーガー」を購入すると、「得!モス!クーポン」という題名の、モスバーガーで展開しているモスドブランド商品「ドーナツバーガー モスセット」の期間限定50円割引券がもらえる。これもまた、相乗効果を狙ったものだろう。
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