コーヒーを普段飲む人約7割 牛乳3割とてもかなわず
2009/05/01 04:05


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今調査は2009年4月1日から4月5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5582人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代35%・40代29%・50歳以上19%など。
水道水を別にして、ペットボトルや缶などで供給される飲み物、いわゆる「ドリンク」について、普段は何をよく飲むのかを選択肢の中から複数回答で答えてもらったところ、もっとも多くの人が「よく飲んでいる」と回答したのは「コーヒー」で68.4%を占めていた。

普段、よく飲むものはどれですか
「日本人なら日本茶だろう!」という魂の叫びがどこからか聞こえて来そうだが(笑)、実際にはコーヒーの方がわずかに多くの人の回答を集めていた。眠気覚ましという観点ではコーヒーも緑茶も大きな違いはないのだが、やはり香りの点でコーヒーを愛飲する人が多いのだろうか。あるいは砂糖やクリープなど、追加する要素が多いという点で純粋な緑茶よりも支持が多いのかもしれない(砂糖入りの緑茶などあまり聞かないし、色々な茶葉を混ぜたらそれは緑茶ではなくブレンド茶である)。
一方、消費量の減退が懸念されている牛乳はわずか35.4%。【牛乳を飲まない人が増えている 理由は価格か肥満対策?】にもあるように、牛乳購入層は年々減少する傾向にあり、その要因としては「価格」と味、あるいは肥満対策にあると思われる。一時期話題に登ったペットボトル版牛乳も結局姿を見せないまま話は立ち消えになっているし(【ペットボトルタイプの牛乳、今秋にも登場の可能性】)、今後さらに乳製品の値上げが予想されることから、ますます牛乳を飲む人は減ることが予想される。
他にも「四人に一人はミネラルウォーターをつねひごろから飲んでいる」など興味深い結果が見えてくるデータではある。しかしやはり、牛乳の苦戦ぶりには少々物悲しさを感じざるを得ない。今後もコーヒーや緑茶の熱い首位攻防戦が繰り広げられることだろうが、牛乳はこの立ち位置を確保することすら難しいかもしれない。
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