「ウイルスバスター」と「ノートン」、セキュリティソフトの二大巨頭

2009/04/24 05:25

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パソコンのセキュリティイメージマイボイスコムは2009年4月23日までに、パソコンのセキュリティに関する調査結果を発表した。それによると、セキュリティソフトを使っている人のうち、メインで使うパソコンに使用しているセキュリティソフトでもっとも多くの人が利用しているソフトは「ウイルスバスター」である、という回答が得られた。次いで「ノートン インターネットセキュリティ」が、さらには「ウイルスセキュリティ ゼロ」が続いている(【発表リリース】)。



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今調査は2009年4月1日から4月5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5682人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代36%・40代29%・50歳以上18%など。

ウイルスやスパムメールなどを適切に、最新情報に基づいて「処理」してくれるセキュリティソフト。自宅の玄関にカギをつけるがごとく今や必要不可欠な存在のはずだが、今調査によれば現在利用している人は8割強。まだまだ不足している感もあるが、この8割強の人に「どのようなソフトをメインパソコンで使っているか」について尋ねたところ、もっとも多い回答は「ウイルスバスター」で、3割近くに達していた。

自宅のメインパソコンで使っているセキュリティソフトは?(セキュリティソフトを使っている人のみ)
自宅のメインパソコンで使っているセキュリティソフトは?(セキュリティソフトを使っている人のみ)

第二位は「ノートン インターネットセキュリティ」。このトップ2で大体半数を占める計算。元々知名度も高く歴史もあるセキュリティソフトなことから、これらのソフトが上位を占めるのはある意味当然といえる。

一方、第三位にはソースネクストの「ウイルスセキュリティ ゼロ」が顔を見せている。このセキュリティソフト、名前の通り更新料不用。要は期間課金型ではなくOS対応型で、対応するOSのサポート期間まで無料でアップデートが行われ続ける。「一度購入すれば、OSそのものを差し替えるまでずっと無料」という面倒の無さ、追加料金支払いへの抵抗感からの開放が人気を集めているのだろう。



パソコンセキュリティイメージセキュリティソフトはワープロソフトや漢字変換方式、ケータイのキャリアと同じように「一度使い慣れるとその『慣れ』を手放すのが惜しく、継続して使う・同じメーカーのを使い続ける」傾向がある。だからこそどのメーカーも必至になって自社のソフトに「はじめの一歩」を踏み出して欲しいがためにアピールを続け、しばしば無料体験版を提供する。

それぞれのセキュリティソフトには一長一短があり、どのソフトがベストで万能ということはない。また、周囲の感想が良いので使ってみたが、自分の環境ではひどい結果しかもたらさなかった、という結果が生じることもある。もちろんセキュリティソフトを意図的に導入していないという人は問題外だが、どのソフトを使い続けようか悩んでいる人は、色々なソフトのお試し版を試して、自分のパソコンに合ったものを選んで組み込むようにしよう。



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