疲れがいやされる相手の順位で分かる、男女の愛情の差!?
2009/04/17 04:40
パナソニック マッサージソファPR事務局は2009年4月15日までに、現代人の疲れに関する意思調査結果を発表した。それによると、疲れて自宅に戻った時、ある(いる)といいな、と思うもの(要は疲れをいやしてくれそうなもの・人)のトップは、男性の場合は「恋人、配偶者」であることが明らかになった。一方女性は「ペット」がトップについており、男女間の疲労・いやし感覚に微妙な違いがあることが確認できる(【発表ページ】)。
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今調査は2009年3月下旬に全国の20-50歳代の男女400人に対して行われたもので、男女比は1対1、年齢階層比は非公開。
今調査ではストレスや疲れについて14の問いを行っているが、今記事では「疲れて自宅に戻った時、ある(いると)いいな、疲れがいやされるな、と思うもの・人は?」という問いに対する回答をチェックしてみることにする。複数の選択肢が挙げられているが、もっとも多かったのは男性が「恋人・配偶者」女性は「ペット」だった。なお出題元がマッサージソファの販売元であるため、「マッサージチェア」が選択肢に入っているのはご愛嬌。
疲れて自宅に戻った時、ある(いる)といいなぁと思うもの
要は「いやされる場所である自宅で、そのいやし効果を高めてくれるのはどんなもの・人なのか」ということなのだが、男性・女性で家族に限定してその順位を見ると
女性:ペット>配偶者>子ども
となり、男性が女性を「いやしの対象」と考えているのに対し、女性は男性を「いやしの対象」とはあまり見ていないことが分かる。極端に表現すると「いやしという観点では、女性は男性よりもペットの方をより好む傾向がある」ことになる。
同調査内別項目で「一緒にいて、一番疲れる相手は誰か」という問いにおいて、男性が「恋人・妻」と回答した人は8.5%だったのに対し、女性による「恋人・夫」という回答は2倍近い16.0%に達している。「余計に疲れる対象の可能性が高いので、ペットよりも優先順位が低い」という、(当サイトでも多数派である)男性諸氏にとっては少々ショックな結果が見えてくる。
以前【メールの無視度で分かる男女の愛情の差!?】や【デジカメの被写体で分かる男女の愛情の差!?】などで、生活行動様式の端々において、男女間の愛情……というより異性に対する感情の持ち方の違いが見えてくるという話をしたが、今回の「疲れに関する行動・意見」においても、似たような結論が導き出せそうだ。
【クチコミの影響度、男性は「情報」・女性は「感性」を重視】などにもあるように、男性と女性ではいわゆる「感性」の部分に関わる思考パターンの根底に違いがあるようにも見える。「疲れ」が半ば精神的なものである以上、男女に差異が生じてもしかたがない、むしろ当然のことともいえる。
とはいえ、疲れ気味の様相で帰宅した妻がペットの猫とじゃれ合う姿を(近くに寄るとうざったがられるので)遠目で眺める夫の姿を想像し、少々切ない気分になるのは、やはり当方が男性だからだろうか。
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