【更新】つねひごろ 自炊をする人 4割強 男性だけなら 4分の1
2009/04/13 07:05
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年4月10日、カレールーのこだわりに関する調査結果を発表した。それによると、日常的に自炊をする人は調査母体の中では5割近くに達していることが明らかになった。一人暮らしか世帯持ちかなど、それぞれの家庭環境の違いはあるだろうが、自炊がある程度広まっているようすが分かる([発表リリース])。
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今調査は2009年3月23日から3月26日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は380人。男女比は51.6対48.4で、年齢階層比は20代36.1%、30代30.8%、40代33.2%。
他の条件付けはせず、単純に「日常的に自炊をしますか」と尋ねたところ、全体では47.1%と5割近くの人が自炊をすると回答した。
日常的に自炊をしますか
全体では5割近くだが、男女で見ると(ある意味当然ながら)女性の方が自炊率が高く7割にも達しているのに対し、男性は25.5%と4人に1人の割合でしかない。調査母体が独身・世帯持ちの区分無く設定されており、「配偶者に食事を作ってもらっているから自炊の必要は無い」と回答する夫の立場の人が少なからずを占めていると思われるが、男女足しても100%にならないあたりを見ると、単純に夫婦の役割分担だけでこの結果が出たわけでもなさそうだ。
一方、年齢階層別では年齢が上がるにつれて日常自炊率も上がってくる。時間的に余裕が出てきたことの現われかもしれない。
食品の安全性や外食価格の上昇傾向が見られ、一方で可処分所得が減る昨今においては、自炊のメリットがあらためて注目を集めている。今後はますます自炊の割合が増え、日常的に自炊をする人も増加してくるのだろう。
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