自動車のシェアはトヨタがナンバーワン、ホンダ、日産、マツダが続く
2009/03/31 04:45
マイボイスコムは2009年3月24日、カーライフ(自動車のある生活)に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体の中では、自分自身か同居人が保有するもののうち使用頻度がもっと高い自動車は[トヨタ自動車(7203)]製であることが明らかになった。ついで約半分の割合で[ホンダ(7267)]製、さらにやや少ない形で【日産自動車(7201)】が続き、この3社種だけで全体の過半数を占める結果となっている。この3社のシェア・市場規模の大きさがあらためて確認できる結果といえよう(【発表リリース】)。
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今調査は2009年3月1日から5日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5391人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代37%・40代28%・50代以上19%など。
今調査では自動車の乗り方や何年くらい乗り続けるつもりかなど、「自動車に乗る人の生活様式」について尋ねている。ではその前提となる、保有している自動車自身について聞いてみたのがこの設問。自分自身か、あるいは同居の家族が使っている自動車は何社製かというもので、複数台所有している場合には「もっとも使っている自動車」の会社を答えるように指示されている。
あなたご自身、または同居のご家族はどの会社の車を所有されていますか?
もっとも多いのはやはりというか当然というか、トヨタ自動車製。これが26.7%とトップ。調査母体の4人に1人は、「トヨタの自動車を保有している(一番使っている)」ということになる。ついで、保有割合は約半分に減って13.0%になるが、ホンダが第二位。ホンダからやや遅れる形になるが、日産が第三位・12.2%を占めている。
その後はマツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキなどが続き、これらの中小メーカーで約1/4に達している。意外なのは「輸入車メーカー」の回答で5.2%。20人に1人、自動車保有者内に限れば16人に1人くらいが「外車持ち」ということになる。
グラフ上の数字は「調査母体全体に占める割合」。しかしグラフを良く見ると、「自動車は保有していない」人が18.9%いることになる。本人だけではなく、家族も含めて自動車を持っていない人が5人に1人もいるのは意外だが(一人暮らしも含んでいるから、案外この程度はいるのかもしれない)、それを考慮して「自動車保有者内で各メーカー毎の保有率」を計算しなおすと、3大メーカーでは次のような値になる。
・ホンダ……16.0%
・日産自動車……15.0%
※自動車保有者に占める各社の割合
自動車保有者のうち、3人に1人はトヨタ自動車持ち。3大メーカーで6割強(63.9%)。このメーカーのシェアの強大さがあらためて分かる結果といえる。
実際には複数台の車種を持っている世帯も多いだろうから、一概に「トヨタ・ホンダ・日産の3社が絶大な自動車のシェアを誇る」とは言い切れない。しかし少なくとも「もっとも利用している範囲」では、やはり今結果はあながち間違っていないのだろう。
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