【更新】生活にうるおいと驚きを与えてくれるテーブルたち
2009/03/28 10:15
普段は居間などに物音一つ立てずに置かれて周辺の情景に溶け込み、食事や書き物の際には役立つ存在となる家具、テーブル。基本的な形としては上部の板に足なり固定基礎部分があれば事足りるのだが、「せっかく場所をとっているのだから、何かインテリア的な要素を……」と考える人は多いはず。【TOXEL.com】ではそんな思いを持ち、実践してしまった人たちの作品を紹介している。今回はそれらの中から「ネタ系」のものをいくつか紹介することにしよう。
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ドミノコーヒーテーブル
「やべっ、崩れるっっ」とつい手を出したくなるようなテーブル。[FINE WOODWORKING]によるものでコンセプトは「ドミノが倒れる瞬間をとらえることで新たな優雅さを」。大きさは120×56×48センチ。カナダ製の木材を使用しており、ガラスの上板は取り外し可能。価格は1400ドル(13万3000)と……それなりのお値段。来客を驚かせるサプライズアイテムとしては満点の出来。
X線なテーブル
ただし特定の方向から見ないと、お間抜けな形に
第一印象的のインパクトが強いのはこちらも同様(【元記事はこちら】)。ある方向から見ると、まるでX線を当てた時のように、内部が見えている……ように思えてしまう。あるいは「だまし絵」的な感じ。サイズは55×70×36センチと比較的小柄。デザイン上の作品なので販売はしていない。
iPhoneテーブル
上記二点は純粋に「見た目」を楽しむものだったが、これは「好きなアイテムを模して、そのそっくり度合いを満喫する」タイプのテーブル(【元記事はこちら】)。見た目そのまま、iPhoneに似せて作られたテーブルで、面白いのはこれが「段ボール製である」ということ、そして「各ボタンの部分がコースターとして取り外せる」ということ。手の器用な人なら材料があれば、日曜大工として作成できそうだ。そしてもちろん、多くの来客を喜ばせるに違いない。
iPodテーブル
構造がシンプルなiPodはiPhone以上に多くの人がテーブル化している。上記の写真はあるホテルのロビーに置かれていたものだが(【元記事】)、直上の「iPhoneテーブル」も【iPodテーブル】に触発されて作ったと、制作者はコメントしている。
元記事では先に【思わずガシャガシャと面を崩したくなるルービックキューブなテーブル】や【普段は収納スペース付テーブル、遊ぶときは……超大型ファミコンコントローラー】で紹介した、ルービックキューブ型テーブルやファミコン(NES)のパッド型テーブルも紹介されている。デザイナーズ系のテーブルよりも、これら「エンタメ系アイテムの巨大化・テーブル化」の方が、受けは良いようだ。
単なる実用的な家具としてのテーブルもシンプルで悪くはない。しかしこれら「元々は小さな、そして身近なアイテム」がテーブルサイズで目の前にあると、妙な違和感(自分が小さくなった? 自分の知ってるアイテムが巨大化した??)がもたれ、じっくりと見てその正体を確認し、つい笑いがこぼれてしまうもの。このような「ひと味違った存在感を与えてくれるテーブル」も趣深さがあるというものだ。
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