カップめん いくらまでなら 買ってもいい? 「150円まで」6割を占める
2009/03/25 07:25
マイボイスコムは2009年3月24日、カップめんに関する調査結果を発表した。それによると、普段カップめんを購入するシーンにおいて、「買ってもよい」と思う価格は「100円-150円」の層がもっとも多く4割以上を占めていることが明らかになった。「100円まで」をあわせた「150円まで」で算出すると、全体の6割を超えていることが分かる(【発表リリース】)。
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今調査は2009年3月1日から5日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5584人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代37%・40代29%・50代以上19%など。
カップめん(うどん、そば、焼きそば、パスタなども含む)は今や日本の食生活には欠かせないものとなったが、ここ一、二年の資源価格の高騰で大きく値を上げることになった。最近では資源価格も落ち着きを見せ、そろそろカップめんの販売価格にも反映が行われるはず。しかし一連の値上げにより、消費者のカップめんの価格に対する注目・関心は非常に高まることとなった。
それでは何か特別な時ではなく、日常生活においてカップめんを購入する場合、どれくらいの価格までが許容できる範囲なのだろうか。もっとも多い価格帯は「100円-150円」で42.4%を占めていた。
通常の購入時におけるカップめんの購入上限価格
「100円まで」「100円から150円まで」の層が多いのは前回調査から変わりがないが、カップめんの価格そのものがこの2年強の間に大きく値上げをしているにも関わらず、購入上限金額は逆に下がる傾向にあることが分かる。もっとも大きな変化は「100円から150円」の層で、これが6.7ポイントの増加。その分「150円から200円」の層が減り2.5ポイント減少、他の高価格帯も少しずつ値を減らし、低価格帯に移行していることが分かる。
利用者の消費性向は逆に「値下げ」に。
コンビニやスーパーに並ぶ「ブランド物のカップめん」は安くても100円後半から200円。それに対してプライベートブランドや少々ブランドとしては古くなったタイプのものは、100円前半で購入ができる。元々「庶民の食生活の味方」的イメージの強かったカップめんにおいても、今や「高級志向」と「日常生活の友」の2種類に区分されつつあるのかもしれない。
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