【更新】ケータイ動画、最大のネックは「女性が自分のお肌に望むこと」と同じ!?
2009/03/24 05:30
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年3月24日、SDカードや携帯電話の動画に関する関する調査結果を発表した。それによると、調査母体内で携帯電話で動画を撮影している人たちの不満な点・改善して欲しい点は共に「画質がもっとキレイになるように」ということであることが明らかになった。自分の部屋も女性のお肌も、そしてケータイ動画の画質も、キレイさが求められる点では同じといったところだろうか([発表リリース])。
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今調査は2009年3月6日から3月9日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は810人。男女比は56.7対43.3で、年齢階層比は20代24.9%、30代34.4%、40代40.6。
携帯電話そのものの性能向上と共に、使われる液晶部分の解像度も上がり、デジカメ機能における画素数も増えている。そして、静止画だけでなく動画をも撮影できる携帯電話も圧倒的に増えている。もちろん必要となる容量は半端な量ではないので、外部取り付け用の記憶メディア(SDカードなど)が必要不可欠な場合が多い。
「いつも持ち歩ける携帯電話で、静止画だけでなく動画まで撮れるのなら、便利なことこの上ない」と考える人も多いだろうが、実際に動画の撮影経験がある人に、不満点はないのか、もっとも不満に感じることを尋ねたところ、4割以上の人が「画質が悪い」と回答している。
携帯電話による動画の最も大きな不満は?
容量二番
その一方、改善して欲しい部分を同じく動画撮影経験者に尋ねると、やはり「画質向上」を望む声が多かった。
携帯電話の動画でもっとも改善希望部分は?
「画質<本数・時間」!?
携帯電話、に限らずデジタルアイテムのほとんどについていえることだが、よほど無茶な話でない限り、需要の拡大と技術の進歩、量産化によって、問題が解決されることは多々ある。今回の、携帯電話での動画撮影における不満点・改善希望点のほとんども、今後さらに技術が進歩して量産化が進めば、解決されうる可能性が高いものばかり。静止画を例にとっても、ほんの数年前までスタンダードのデジタルカメラ並の数百万画素の画像を「携帯電話で」撮影できるなど、誰も想像はできなかったはずだ。
画質の悪さやデータ容量の問題が解決……というより改善された時(「解決」はありえない。今のニーズが充足されても、「さらに上を」を人は求めるからだ)、携帯電話の動画事情はどのように変化するのだろうか。非常に興味深い話ではある。
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