【更新】チョコっと気になるチョコレートたち
2009/03/23 06:45
チョコレート好きには何かと周囲の目が気になる2月から3月半ばを過ぎ、いつものようにプレッシャーを感じることなくコンビニやスーパーのチョコレート売り場に足を運ぶことができるようになった今日この頃。世界各地の「面白チョコレート」たちを紹介することにしよう。元々チョコレートは加工しやすく入手が容易で単価も安いことから、色々なデザインやアイディアの対象となりやすいのだが、これらを見ると「食べるのもったいない!」、あるいは「こんなのもらえたら嬉しいだろうな」と思うものばかり(【Toxel.com】から)。
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切手シートなチョコ
「1枚目」は切手シートをあしらったチョコ「Chocolate Mail」。入れ物も封筒を模したもので、裏面には「切手の貼り方」の説明がしてあるという凝りよう。チョコレートの種類はブラック・ミルク・ホワイトの三種類。いわく「切手を貼る時には必ずなめるもの。でも美味しいはずがない。だったらなめても美味しいものを切手に模してしまったらどうか」という逆転の発想から生み出されたものだという。
円グラフなチョコパイ
重さ155グラム・直径8.9センチ・高さ1.9センチのチョコパイ。見た目の通り円グラフの形をしていて、面積(体積)比はミルクチョコが70%、ホワイトチョコが10%、ブラックチョコが20%。数学に興味を持つ人、あるいは従事している人にプレゼントするとよろこばれるかもしれない。ちなみに価格は20ドル(1900円)。
鉛筆型チョコにもうひとつアイディアを追加
鉛筆の形をしたチョコレートは比較的容易に見つけることができるが、これはさらにそこから一歩先に進んだ作品。見ればお分かりの通り、カカオの濃度を変えて色々な「色えんぴつ」のチョコを創り上げている。さらにその色えんぴつチョコを専用の鉛筆削りで削り、その時に出てくる切れ端をトッピングとして、他のチョコレートなどにかけてしまうことを勧めている。いわば「見た目は色えんぴつチョコが主役だが、実は削った時の削りカスが主役」という、発想の転換を取り入れた作品。元記事のソースからさらにたどったところ、日本のクリエイター佐藤大(さとう おおき)氏の会社【nendoが2007年に作った作品】だった。
最後に紹介するのは、チョコレートな工具たち+α。まずは工具たちそのものを。
チョコレートな工具たち
これはまさに見た目そのもままで、レンチやスパナなどの工具が一通りセットになったチョコレート。ボルトやボルト締めまで用意されている。製造業な人たちが喜びそうなデザインだが、熱き血がたぎる手で持つとあっという間にべとついてしまいそう。ちなみにこの「工具チョコ」、日本にも輸入されていたり自作されているようで、『楽天市場で検索すると色々と出てくる』。「気に入った!」という人はどうぞ。
そしてこの「工具チョコ」の元ソースからさらに見つけたのがこちら。
デジタルグッズなチョコレートたち
携帯電話や電話機、マウス、テレビのリモコン、ブラックベリー、iPodなど、デジタル系のアイテムの形をチョコレートにしたもの。身近な電化商品がチョコレートになると、何となく親近感と共に違和感もあるのは気のせいだろうか。[販売元]によると価格もiPodのもので9ドル足らずと比較的お値打ちなのだが、残念ながらこれらのチョコは贈呈品を想定していて、最低でも100個単位からでしか注文を受け付けないとのこと。
これらの作品はいずれも「加工しやすい」というチョコの特性を活かして作られたものだが、日本国内でも例えばペンシルチョコやパラソルチョコ、レコード型のチョコなどは容易に入手可能だ。また、通販を使えばもっと素敵な世界を垣間見て、味わえる。近場でなら、駄菓子屋さんやスーパーの子ども向けお菓子売り場、最近ではディスカウントストアあたりで、これらチョコな芸術作品の兄弟分を見つけることもできるだろう。
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