オウムのAJはゴルフ上手。飼い主も27万円のコースを整備して応援
2009/03/19 06:55
オウムといえば人間の言葉を物まねすることでよく知られている。しかし仕草を真似することはあまり聞いたことがない。ところが【Metro.co.uk】ではバスケットやボーリング、さらにはゴルフまでしてしまうオウム「AJ」が話題を呼んでいると伝えている。
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自慢のくちばしでパットを決めるAJ
このAJという名のオウムは18歳。動画を観れば分かるが、死んだふりをして主人の「get up(起きろ)」という声でそのふりをやめたり、「rolls over(転がれ)」の合図でごろりと横に転がるなど、人間の命令を分かっているかのような反応をする。その後パットゴルフをしたり、バスケット(さすがにドリブルはしないが)でゴールを決めるなど、一流スポーツ選手顔負けの「活躍」を見せる。すべて1羽のオウムが見せる芸としては、驚かざるを得ない。
AJの飼い主であるDave Cota氏(アメリカ・フロリダ州在住、40歳・スポーツ産業に従事)は【専用の公式サイト】を設け、YouTube上にも【チャンネル】を作ってAJの雄姿を世界に披露している。また【過去のマスコミ登場履歴】によれば、数々のテレビや雑誌にも出演する経歴を持つ(もちろんAJが、だ)。
Dave Cota氏はAJについて「多分世界でもっともスポーツが出来る鳥じゃないかな」と語る。「彼はどんなスポーツでもこなすと思うよ。彼とは長年の『付き合い』だけど、彼は小さいときからスポーツが好きだったんだ。訓練をする時にも何のトラブルもなかったし、彼は本当に特殊な技能の持ち主なんだね。中でもゴルフが大好きで、テレビのゴルフ番組ですら見たがるんだ(それくらい大好きだ、ということ)」。
Dave Cota氏はAJのために2000ポンド(27万円)もする特注のゴルフコースも用意した。「コースだけじゃなくて、彼専用のゴルフクラブやバッグも用意したよ。結構お金がかかったけど、AJが大好きだから仕方ないね」
タイガーウッズならぬ「タイガーAJ」によるPGAツアー(笑)
ボーリングや「お仕事の手伝い」と称して鉛筆を持ってこさせるシーンは、やや「どうかな?」と思わせる部分もあるが、バスケットボールやゴルフは非常によく「やっている」。恐らくはAJが非常に好奇心旺盛なオウムだったために出来た芸当なのだろうが、彼らが住むアメリカはもちろん、インターネットを介してその「素晴らしさ」が伝えられ、世界的な有名人ならぬ有名鳥となった。
オウムのゴルフ世界選手権をすれば、きっと彼が世界一の座を仕留めるに違いない(笑)。
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