【更新】家事を一切しない女性は約1割

2009/03/14 09:20

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家事イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年3月13日、掃除をはじめとする家事に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体においては一番嫌われている家事は「掃除」であることが明らかになった。また、掃除・料理・洗濯などの家事を一切しない女性は1割近くに達していた。さまざまな環境下にいることを想定しても、微妙な値といえる([発表リリース])。



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今調査は2009年2月23日から2月26日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は455人。男女比は56.7対43.3で、年齢階層比は20代20.4%、30代25.5%、40代30.1%、50代24.0%。

メイドさんなどがいるか、あるいはホテルなどで暮らさない限り、掃除・洗濯・料理などの家事は日常生活において欠かせない「仕事」の一つ。家庭内で誰かがやらないと、部屋は汚れるばかりだし、着る服は無くなるし、食べるものも無くなる。もちろん「部屋が汚れてても構わないし、着る物は毎回買い替えているし、料理は外食かデリバリーで済ます」という人がいれば話は別だが、そのような生活環境におかれている人は滅多にいない。

そこで、これら家事について、一番嫌いなものはどれかと尋ねたところ、全体では「掃除」と答える人が一番多く45.1%を占めていた。

家事の中で一番嫌いなのは?
家事の中で一番嫌いなのは?

年齢階層別では若年層ほど「洗濯」が嫌われ、高齢者ほど「家事は一切せず」の割合が増加している傾向がある。後者については高齢の回答者に男性が多い可能性もあるが、公開データからだけでは判断できない。

女性は一番掃除を嫌う。
代わってあげれば大喜び!?
また、男女別では圧倒的に女性の「掃除」に対する嫌われ度が大きい。実に6割近くの女性が「掃除は嫌い」と答えている。もし男性諸氏が配偶者のために家事を代わってあげる機会があれば、洗濯や料理よりも掃除をすれば、喜ばれる可能性も高いということだろう。

それより驚いたのが、男女別の「家事は一切せず」の割合。男性が24.4%と4人に1人が該当するのは理解できるが、女性でも9.6%と約1割が家事をしないと答えている。実家暮らしで両親がすべてやってくれたり、あるいは配偶者の男性がこなしている場合が想定されるが、いずれにせよ家事をまったくしない女性が1割もいるという事実は否定できない。

これを良しとするか否かは個人個人の価値観次第だろう。当方としては、色々な意味で複雑な気分ではある。



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