景気付けに花見をしよう!? 花見意向は増加傾向、でも予算はひかえめ
2009/03/12 07:05


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今調査は2009年2月23日から24日、インターネット経由で20歳から69歳の男女に対して行われ、有効回答数は1000。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代・60代で均等割当。
「梅は咲いたか桜はまだかいな」の言い回しではないが、そろそろ花粉症と共に季節の名物詩として話題に登るのが「花見」。桜などの春の息吹を感じさせる花々を愛でながら、美味しい料理に舌鼓を打ち、宴会を繰り広げるという、好例のイベント。年度の切り替えとタイミングを同じくするため、新入社員をはじめとする新しいメンバーの歓迎会も兼ねる場合が多い。
景気付けとしての立ち位置も見逃せない花見だが、その景気そのものが後退している昨今、人々の「花見動向」はどのように推移しているだろうか。少なくとも調査母体においては、去年よりもむしろ今年の方が、「花見に行きたい」というモチベーションは高いようだ。

去年と今年、お花見に行った回数(去年)、行く予定のあるなし(今年)
お花見に行く予定があっても、お花見そのものが中止になったり、面倒くさくなってキャンセルすることも考えると、75.4%のすべてが実際にお花見に参加することは考え難い。それでも昨年の実績と比べてお花見への移行は高めに推移していることが分かる。
一方そのお花見の予算だが、同じ調査母体内では昨年と同じ、あるいはやや減少傾向にあるようだ。

今年のお花見の予算は?
心境としては「無い袖は振れないので大盤振る舞いの予算を計上するわけにはいかない。それでも景気付けのために積極的に花見をして、気分を盛り上げようじゃないか」という意向が見え隠れしているような気がする。
一般の食生活同様に、今年の花見市場においても、安価で皆が楽しめるボリュームの食材が人気を集めそうである。
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