プードル仕様のアルパカ
2009/03/06 05:00
すっとんきょうな表情とつぶらで一途な瞳、妙に細長い首など、まるで宇宙生物のような、それでいてどこと無く憎めない風体で人気急上昇中のアルパカ。ヒツジなどと同じく、毛を衣類の材料として使うために放牧されている場合が多い。先日【Mail Online】に登場したアルパカは、飼い主の気まぐれでワールドワイドにその存在を知られるようになった。なぜか毛をプードルのような姿かたちになるように刈り取られてしまったというのだ。
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プードルみたいなアルパカ、Mona
普通のアルパカと比較。別の生き物のようだ(Mail Onlineより)
彼女の名前はMona。オーストラリアのVictoria州にあるDovetonの農場で飼われているアルパカのうちの一頭。普通、アルパカの毛を刈り取る時には羊と同様に、体全体の毛が対象となる。もこもこの毛を刈り取られ、ガリガリな体本体だけになった羊を見た人は多いだろうが、あれと雰囲気的には同じ。他のアルパカは皆、毛をすべて刈り取られたのだが、なぜかMonaだけがプードル仕様のごとく、頭や首、足首の部分だけ毛を残されてしまった。
「プードルみたいなアルパカがいるよ」この噂を聞きつけて、農場には多くのお客が訪れ、はしゃぎながら写真を撮っているという。確かに、数多くの「普通の」アルパカの中に、一頭だけ「プードルみたいな」アルパカがいれば注目を集めるし、その愛らしさに人気が集まるのは当然といえよう。
飼い主はMonaの首や頭、足首部分の毛の分だけ損をしてしまったかもしれない。しかしそれ以上の「見た目の楽しみ」を自分自身だけでなく、農場の来訪客にも与えたに違いない。
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