「冬の味」トップはやっぱりコタツに●●●
2009/02/25 19:45
マイボイスコムは2009年2月23日、「冬の味覚」に関する調査結果を発表した。それによると、自分自身にとって「冬の味覚」を表す食べ物のトップには「みかん」がついた。袋や段ボール箱単位で店に並ぶ機会が増え、そしてざるに載せられてコタツの上にごく当たり前のように置かれるようになる「みかん」は、日本独特の「冬の情緒」を演出する食べ物として認識されているのだろう(【発表リリース】)。
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今調査は2009年2月1日から5日の間、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は15230人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代37%、40代30%、50代以上18%など、やや中高齢にかたよった感がある。
今調査では「冬の味覚」そのものだけでなく、冬に関するさまざまな事柄が質問されている。冬を感じる時期は11月下旬から12月上旬がもっとも同意票が多く、気温や気候、風景、服装、イベントなどで「冬の到来」を実感することが多いとのこと。そしてこの時期になると、冬独特の味覚が店頭を賑わし、また味覚を刺激することになる。「収穫の秋」同様、冬の料理を楽しみにしている人も多いのではないだろうか。
それでは一人一人にとって、「冬の味覚」とは何だろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多い同意票を得られたのは「みかん」だった。実に6割近い人が回答している。
あなたにとっての冬の味覚とは何でしょうか?(複数回答)
冒頭でも触れたが、「こたつにみかん」は日本における冬の風物詩と表現しても誰も否定しないほど、定着している。この情景を見せて「これはいつの季節ですか」と尋ねられて「冬」以外の季節を回答する人はあまりおるまい。何もせずにただこたつの「もんまり」としたひとときを楽しみながら、ただ黙々とミカンの皮をむいて食べる。日本の冬を楽しむ最高な瞬間ともいえる(個人的には猫が加われば最強状態)
次いで同意票が多かったのは「白菜」。「こたつみかん」と並び「冬の食・味覚」における楽しみには「鍋物」があるが、鍋物に欠かせないのが白菜。適度に煮込んで他の具の味がしみこんだ白菜は、食への感謝と鍋物の愛おしさをあらためて感じさせてくれるほどの味わいをもたらす。この点では第四位の「大根」、そして「ねぎ」も似たようなものだろう。
「果物」と「鍋物」
「冬の味覚」上位陣の顔ぶれを見ると、「みかん」をはじめとする「冬に採れる果物」と「鍋に美味しい季節の食材」に二分されることが分かる。これらの食材が上位を占めているということは、多くの人にとって「冬の味覚」は「果物」であり「鍋物」である、ということなのだろう。
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