【更新】ネットユーザーはメガネっ子!? メガネを持っていない人は2割強のみ
2009/02/24 07:35
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年2月23日、メガネの利用動向に関する調査の結果を発表した。それによると、調査母体の中でメガネを持っていない人はわずかに2割強であることが明らかになった。視力が悪くてもコンタクトレンズをしている人のことを考えると、「メガネなどで視力を補完する必要が無いほど目がよいネットユーザー」はもっと少なくなることが考えられる([発表リリース])。
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今調査は2009年1月2日から1月5日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は433人。男女比は50.6対49.4で、年齢階層比は20代9.9%、30代52.7%、40代29.8%、その他7.6%。
視力が低下した(あるいは乱視の)場合それを補完するのに、もっともオーソドックスなのがメガネ。度数やデザインなど多種多様なものが用意されており、最近では視力の補正・矯正以外に単なるオシャレのアイテムとして用いられる「伊達メガネ」も増えている。それでは実際、どれほどの人がメガネを保有しているのだろうか。ネットユーザー、今回の調査母体の中で、というしばりはあるが、実に8割近くが視力補正などの理由で度付メガネを持っていることが明らかになった。
度入りのメガネを何本持っているか
全体では「度入りメガネを持っていない人」は22.9%。逆に言えば77.1%の人が何らかの形で度入りメガネのお世話になっていることが分かる。男女別では女性の方がやや「メガネっ子」が多く、年齢階層別では明らかに歳を経るに連れてメガネ所有者そのものが所有本数と共に増加する傾向にある。調査母体限定なのかもしれないが、そこまでネットユーザーの視力は落ちているのだろうか(さらにコンタクトのみを視力補正に使っている人のことも考えれば、目の良い人はもっと減るだろう)。
そこで具体的に、個々が「自分の視力が落ちた原因は何だと思っているか」について複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答は「パソコン」だった。
視力が落ちた原因は!?
ほぼ同数で「勉強」、さらに少々値が落ちるが第3位に「読書(書籍)」と入っているあたり、「自分がメガネをかけねばならなくなったのは、勉強熱心だからだ」という自覚が多分にあるようだが、それにも増して「パソコンやりすぎかな」という思いが大きい模様。
従来「目が悪くなるよ」と注意されることの多かった「テレビ」「ゲーム」、さらには本人の生活様式ではどうにもならない場合が多い「遺伝」よりもはるかに多い同意票が寄せられているのだから、その認識度の高さがあらためて思い知らされよう。
仕事で使うこともあり、「ゲームは一日一時間 (C)高橋名人」のようにパソコン利用を1日1時間に限定するのは不可能。また「勉強も1日1時間」と宣言しようものなら、保護者にスリッパで頭を叩かれるかもしれない。目が悪くならないよう、姿勢と周囲の照明環境を整備し、目が疲れない状態で過ごすべく努力しよう。
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