朝食は ご飯とパンが ほぼ均衡 二十歳の男性 5割が「ご飯だ!」
2009/02/19 08:05
エルゴ・ブレインズは2009年2月17日、食に関する調査結果を発表した。それによると、朝食の主食として摂る食事は、調査母体内全体としては「お米」と「パン」がほぼ均衡して4割くらいずつとなっている傾向があることが明らかになった。男女とも若年層ほど「お米」を朝食に食べる傾向が強くなり、20代以下の男性では5割強が「お米」と回答している([発表リリース、PDF])。
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今調査は2009年1月26日から29日までの間、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比・年齢階層比(20代以下、30代、40代、50代、60代以上)はそれぞれ均等割当。
普段の朝食について、主食で何を食べることが多いかを尋ねたところ、全体では「お米」がもっとも多く43.2%を占めた。ただし「パン」もほぼ同数の40.0%に達しており、事実上この2つで朝食の主食は占められていることになる。
朝食の主食は?
「バナナ」という選択をした人はいるのだろうか、という以上に気になるのは「朝食は食べない」という回答が1割もいること。過去の他機関による調査でも若年層の男性に「朝食抜き」が多い傾向が見受けられたが果たして……ということで年齢階層・性別で見たのが次の図。やはり「男性の若年層は朝食を抜き易い」傾向があるようだ。
朝食の主食は?(年齢階層・性別)
傾向としては
・女性は特に年齢が経るにつれて朝食にパンを好む傾向がある。40代以降はお米・パンの支持率が逆転する。
・女性より男性の方が「朝食抜き」の割合が大きい。特に30代男性は2割近くが朝食を抜いている。
などが見受けられる。特に20代男性はどちらかといえばパンより時間がかかりそうな「お米」への回答が54.0%もある一方、時間がないためか「朝食抜き」が14.0%もいるなど、特異な事例が見受けられる。お米へのこだわりがある人が多いが、それと同時に時間が足りなくて食べている余裕がない人も多い、ということなのだろうか。
イメージ的には「高齢者ほどお米を好む」ようにも見られるが、少なくとも朝食においてはむしろパンの方が支持が高い。気軽に用意できることや、おかずもあわせあっさりとしたメニューを「作り易い」からなのかもしれない。
また、男性は50代以下はすべて1割強の人が朝食を抜いているという回答結果には、注意を払う必要があるだろう。
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