女子高校生が将来つきたい職業、トップは会社員(最新)
2026/03/27 02:35
卒業後は大学へ進学するにしても就職するにしても自営業として就業するにしても、社会の一員としての立ち位置を明確にすることを求められる高校生。その高校生は将来どのような職業につきたいと考えているのだろうか。学研教育総合研究所が公開している「高校生の日常生活・学習に関する調査」の結果から、女子高校生の実情について確認する(【白書シリーズWeb版】)。スポンサードリンク
今調査は2025年11月14日から11月19日にかけてインターネット経由で、高校生を対象として回答してもらったもので、有効回答数は600人。男女別・学年別で均等割り当て。調査協力会社はネットエイジアリサーチ。
最初に示すのは高校生のうち女子に対し、将来つきたい職業を択一で尋ねたもの。上位陣を抽出している。

↑ 将来つきたい職業(女子高校生、上位陣)(2025年)
トップについたのは「会社員」。男子高校生でも「会社員」はトップだったが、その人気ぶりは女子でも変わらない。「会社員」は多くの人が従事する職業で、かつ安定感の観点では好ポジションにある。それに続くは「看護師」「医療関係」だが、女性の職業としてはメジャーなもので、弱い立場にいる人に手を差し伸べるとの観点で女性ならではの母性本能が働くのも選択理由としてあるのかもしれない。また「栄養士」「薬剤師」「医師・歯科医師」などまで含め、白衣着用の職業にあこがれを抱くとの観点も的外れなものでは無かろう。さらに母性本能との観点では「保育士・幼稚園教諭」も同様。
文化的な観点が強い職業としては「歌手・アイドル」が目にとまる。もっともこの順位・回答値にとどまっているのは、高校生ともなれば自分の力量が把握でき、実際にその職業につけるか否かの観点で肯定するのは難しいとの判断を下す人が多いからなのだろう。
次いでこれを学年別に区分したのが次のグラフ。空欄はその属性での回答値が少数のため、上位に位置せずに公開されていないことを意味する。

↑ 将来つきたい職業(中学生女子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2025年)
女子高校生全体では上位の職業のうち、「会社員」「看護師」「学校の教員」はどの学年でも高い値を示している。学年を問わずあこがれの対象であることが分かる。他方、その中でも「会社員」「学校の教員」は高校3年生で値が落ちるが、「看護師」は高校3年生で値が高くなる。卒業も間近になると「看護師」へのあこがれが強くなるのだろう。
多くの職業では1つや2つ、さらには1つも回答値がグラフ上になく、回答値の無い学年では回答値が低く(上位5位内に無い)非公開という、バランスの悪い回答状況にある。回答そのものがばらけている実情は否めない。その意味では、「会社員」「看護師」「学校の教員」は安定した、学年を超えてあこがれの対象にある職業とみてよいだろう。
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