中学生女子が将来つきたい職業、トップはパティシエ、学校の教員、看護師、保育士・幼稚園教諭(最新)

2026/03/25 02:48

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2026-0314中学校に通う年頃になると、社会の仕組みを学び、将来の自分の姿を具体的にイメージするようになる。その中学生は将来どのような職業につきたいと考えているのだろうか。学研教育総合研究所が公開している「中学生の日常生活・学習に関する調査」の結果から、中学生女子の実情について確認する(【白書シリーズWeb版】)。

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今調査は2025年11月14日から11月19日にかけてインターネット経由で、中学生の子供がいる保護者を対象として保護者付き添いの下で中学生本人が回答するように答えてもらったもので、有効回答数は600人。男女別・学年別で均等割り当て。調査協力会社はネットエイジアリサーチ。

最初に示すのは中学生のうち女子に対し、将来つきたい職業を択一で尋ねたもの。上位陣を抽出している。

↑ 将来つきたい職業(中学生女子、上位陣)(2025年)
↑ 将来つきたい職業(中学生女子、上位陣)(2025年)

トップについたのは「パティシエ」「学校の教員」「看護師」「保育士・幼稚園教諭」。「パティシエ」は小学生女子でもトップだったこともあり、納得のいく人も多いはず。フランス語でお菓子屋さん、菓子職人を意味する言葉で、可愛いもの、好きなものを作る職業として憧れを抱いている人が多いのだろう。「学校の教員」は一日のうち多くの時間を費やすことになる学校内での生活において、よく目にとまり時間をともにする機会も多い先生に、大人としてのあこがれをいだくケースがあるからだろうか。「看護師」「保育士・幼稚園教諭」は女性の職業としてはメジャーなもので、弱い立場にいる人に手を差し伸べるとの観点で女性ならではの母性本能が働くのも選択理由としてあるのかもしれない。

「会社員」「公務員」は多くの人が従事する職業で、かつ安定感の観点では好ポジションにある。しかも資格や才能がないとなりにくい「医師・歯科医師」「漫画家・イラストレーター」などと比べるとハードルも低い。

次いでこれを学年別に区分したのが次のグラフ。空欄はその属性での回答値が少数のため、上位に位置せずに公開されていないことを意味する。

↑ 将来つきたい職業(小学生女子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2025年)
↑ 将来つきたい職業(小学生女子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2025年)

中学生女子全体ではトップの職業のうち、「保育士・幼稚園教諭」はどの学年でも高い値を示している。学年を問わずあこがれの対象であることが分かる。他方「パティシエ」は学年が上がるに連れて値は落ち、中学3年生では上位5位内に無く数字が非公開となっている。「学校の教員」が真逆の動きを示しているのとあわせ見るに、学年が上になるのとともに(安定性や給与の点などで)堅実性を合わせ見る度合いが高くなるのかもしれない。中学生女子のトップではないが「会社員」「公務員」も中学3年生の分のみ数字が出ている、つまりその学年において上位にあるのも、その裏付けとなるだろう。

多くの職業では1つや2つ、さらには1つも回答値がグラフ上になく、回答値の無い学年では回答値が低く(上位5位内に無い)非公開という、バランスの悪い回答状況にある。しかし一部では学年とともに増えたり減ったりのような傾向があるため、ある程度の実情は推測できる。ただし、回答そのものがばらけている実情は否めない。その意味では、「学校の教員」「看護師」「保育士・幼稚園教諭」は安定した、学年を超えてあこがれの対象にある職業とみてよいだろう。


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