中学生男子が将来つきたい職業、トップは会社員(最新)
2026/03/24 02:40
中学校という義務教育の教育機関に通うようになり、社会の仕組みを学び、将来の自分の姿を具体的にイメージするようになる中学生。その中学生は将来どのような職業につきたいと考えているのだろうか。学研教育総合研究所が公開している「中学生の日常生活・学習に関する調査」の結果から、中学生男子の実情について確認する(【白書シリーズWeb版】)。スポンサードリンク
今調査は2025年11月14日から11月19日にかけてインターネット経由で、中学生の子供がいる保護者を対象として保護者付き添いの下で中学生本人が回答するように答えてもらったもので、有効回答数は600人。男女別・学年別で均等割り当て。調査協力会社はネットエイジアリサーチ。
最初に示すのは中学生のうち男子に対し、将来つきたい職業を択一で尋ねたもの。上位陣を抽出している。

↑ 将来つきたい職業(中学生男子、上位陣)(2025年)
トップについたのは「会社員」で17.3%。中学生男子の17.3%が将来は会社員になりたいと思っている。
ついで「エンジニア・プログラマ」「公務員」が同値で10.7%、「ネット配信者」が8.7%、「研究者」が7.7%、「その他スポーツ選手」「学校の教員」が同値で6.7%。「ネット配信者」のような、インターネット系の新しい職業に憧れを抱く中学生男子が多くいることが見受けられる。
会社員やエンジニア・プログラマなどはよく聞く憧れの職業ではあるが、小学生ではトップが「ネット配信者」だったのに対し、中学生では「会社員」がつくあたり、安定感への期待が強い感はある。「公務員」も同様だろう。また、野球選手やサッカー選手などの有名どころのプロスポーツ選手は上位につかず、さらに「その他スポーツ選手」以上に「ネット配信者」の値が高いあたり、中学生の関心の方向性を感じさせる。
次いでこれを各学年別に区分したのが次のグラフ。空欄の部分は具体的値が公開されていない。

↑ 将来つきたい職業(小学生男子、各学年上位陣抜粋、学年別)(2025年)
中学生男子全体ではトップの「会社員」はすべての学年で回答値が公開されており、しかも学年が上がるに連れて値が上になる。学年とともに「会社員」安定性への魅力が高まるのだろうか。その点では「公務員」も同じだが、こちらは中学2年生で一度値が落ちる。
「エンジニア・プログラマ」は意外にも中学1年生の値が一番高い。学校での授業や友達との遊びの中で、「エンジニア・プログラマ」が具体的にすることを確認し、自分の将来をかけるのには相性が合わない、あるいは難しいとの判断を下すのだろうか。2023年の調査結果報告書では「学校でのプログラミングを活用した授業や民間のプログラミング教室の普及、そしてプログラミングを学べるゲーム「マインクラフト」などのヒットの影響を受けて、職業としての関心が高まりつつあるのかもしれない」と説明していた。「ネット配信者」もあわせ、日常生活でよく見かける物事に関する職業、自分が楽しいと思う物事を創生できる職業に就きたいと考えるのは、当然の成り行きかもしれない。
「医師・歯科医師」「警察官」は具体的学年別では回答値の開示はないが、これは各学年で上位5位には入らなかったことを意味する。しかし全体では10位以内に入っているため、それなりの値は出ているものと思われる。
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