食料品は店頭価格上昇で堅調、衣料品も住関品もそこそこ…2025年11月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス2.8%
2025/12/24 07:00
チェーンストア(スーパーマーケットやデパートなど)の業界団体である【日本チェーンストア協会】は2025年12月23日付で同協会公式サイトにおいて、チェーンストアの2025年11月度分販売統計速報(月報)を発表した。その内容によると2025年11月は食料品においては節約志向による買い控え傾向は継続しているが、店頭価格の上昇が後押しして堅調、衣料品と住関品はともにまずまずの動きだった。結果として、売上総額の前年同月比はプラス2.8%(店舗調整後)を示す形となった(【同協会内発表リリース一覧ページ】)。
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各主要分野別では前年同月比でそれぞれ次のような値を示している。数字はすべて店舗調整後(いわゆる「既存店」)。店舗の増減が売上に反映され、各店舗の実態を確認する際に状況が困難にならないよう、昨年同月の時点では存在していない店舗の分を除いた値で計算されている。
・食料品部門……構成比:68.4%(前年同月比102.7%、+2.7%)
・衣料品部門……構成比:5.3%(前年同月比101.5%、+1.5%)
・住関品部門……構成比:21.0%(前年同月比101.1%、+1.1%)
・サービス部門…構成比:0.3%(前年同月比105.4%、+5.4%)
・その他…………構成比:5.1%(前年同月比110.9%、+10.9%)
※販売金額には消費税額は含まず
衣料品と住関品は
そこそこ。
畜産物は豚肉、鶏肉が好調、牛肉が軟調。鶏卵は好調で加工肉もよい動き。
水産品は、刺身、ぶり、さんま、いか、たら、サーモン、塩鮭、冷凍魚、数の子、ちりめん、海藻類などの動きはよかったが、まぐろ、かつお、たこ、うなぎ、ホタテ、塩さば、冷凍かに、牡蠣、漬魚などの動きはいまいち。惣菜では温惣菜は、唐揚げ、天ぷら、焼魚、中華、ピザ、煮物などが好調だった。要冷惣菜は、和惣菜・洋惣菜ともに動きはよく、米飯も好調で、寿司もよい動き。その他食品は、米、乳製品、乳飲料、ドリンクヨーグルト、冷凍食品、麺類、食パン、餅、カレーレトルト、インスタントコーヒー、チョコレート、和菓子、ビスケット、グミなどがよかったが、牛乳、飲料、アイスクリーム、シリアル、インスタントラーメン、菓子パン、練製品、豆腐、漬物、フローズンデザート、生半焼菓子、ワイン、スピリッツ、焼酎、ビールなどの動きは鈍い。
衣料品では紳士衣料はジャケット、スラックス、スーツ、スエットパンツ、ベスト、アウター、婦人衣料はジャケット、セットアップ、パンツ、ボトムなどが堅調。
住関品では日用雑貨品は、ペーパー類、据置型ゲーム機、トレーディングカード、調理小物、パーティーグッズ、たばこなどの動きは好調だが、マグボトル、男児玩具、据置型ゲームソフト、書籍、和食器、年賀用品などの動きは鈍い。医薬・化粧品は、医薬・化粧品は、総合感冒薬、フェイスケア、ボディケア、ヘアケア、衣料用洗剤・柔軟剤、マスク、除菌アルコール、体温計、カイロなどの動きがよく、制度化粧品、オーラルケア、メイクアップ、シートマスク、殺虫剤、除湿剤などは軟調。
「その他」項目は前回月から続く形で好調さを見せ、プラス12.9%。サービスはプラス5.4%とプラスに。サービスは旅行関係やチケット販売などが他の業種(多分にインターネット経由やコンビニ販売だろう)に奪われているのだろうが、それでも増加を示した。
次回月となる2025年12月は11月同様に新型コロナウイルスの流行という特殊要因があるが(5類感染症指定で流行が無くなったわけではない)、行動規制のたぐいはなく、外出機会を後押ししている。気温は全国的にやや高い。降水量は西日本と関東で少なく、東日本で多い。衣料品は多少鈍い動きとなるかもしれない。
↑ 今件記事のダイジェストニュース動画。併せてご視聴いただければ幸いである
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